ブログ版 週刊五十嵐レポート（706号）「日本がいい」
私が経営コンサルタントとして独立してから
お付き合いのある地元江戸川区の金型製造会社A社の会長と会食。
会長は1年の半分は中国にいます。
中国の現地法人の技術指導をしています。
ちょうど中国の春節の時期であり、日本に帰国していました。
同社は生き残り戦略として得意先のコストダウンの要請もあり、
10数年前に韓国に合弁会社を設立しました（現在は100%子会社）。
その後、中国には協力会社を開拓し、
得意先の要求に応えていました（現在は100％子会社）。
常に会長は
「勝ち残りではない。残り勝ち。残った者が勝つ」が口癖。
残るために何が必要かを考え、行動してきました。
現在はタイにも拠点を持つことになりました。
韓国、中国、タイに拠点を持っている中小企業ということが
「差別化」であり競争優位に立たせています。
会長は、アジア展開していますが、住みやすさは、やはり日本であるといいます。
韓国人も中国人も日本で生活すると母国に帰りたくなるというのです。
中国には、戸籍というものがあり、
都市の戸籍と地方の戸籍では違いがあるのです。
差別です。
韓国でも同様なことがあるそうです。
日本ではあまりそうのような差別は少ないとのこと。
アジアであると外国人の価格（割高）がありますが、
日本には外国人価格というものがありません。
日本は平等であると。
私もベトナムに6回訪問していますが、
やはり日本は海外と比較して住みやすいと思います。
企業活動もしやすいということです。
しかし、日本しか知らない人は日本の悪いところを指摘して、
業績の悪いことを他人のせいにする人が多いのも事実です。
アジアはアウェーであり、日本はホーム。
円安や和のお陰で訪日客も増え、
日本やメード・イン・ジャパンが再評価されています。
もっと日本の良さを探求していけば、
もっと海外に情報発信や展開ができるはず。
（日本人であることが差別化になる）
もっと日本を知ろう！
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「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉
★中小企業基盤整備機構 地域活性化支援アドバイザー
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