日経「トヨタブラジルに挑む　上」から経営戦略を学ぶｂｙ「町コン」五十嵐

平成24年10月4日（木曜日）、日経新聞企業2欄「トヨタブラジルに挑む　上　世界４位の市場低価格車で欧米勢追う」から経営戦略を学ぶby東京「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉のブログ。

世界４位の自動車市場ブラジルでトヨタが攻勢をかける。
拡大する中間層を狙い、９月から低価格の小型車を発売した。
競争相手は現地で圧倒的なシェアを握る欧米勢。

けん引役は人口の約６割を占める中間層。
月収は10万円そこそこだが、融資を合わせれば80万円程度の車に手が届く。
フォルクスワーゲン（ＶＷ）など欧米勢はこの層を狙った小型車で存在感を高めてきた。

「品質は犠牲にできず、その意味で低価格車をつくるのは苦手だ」

品質とコストのバランスでシェアを拡大し、10年以来の世界販売トップの座を目指す。

●「町コン」五十嵐勉（五十嵐ダルマ）
トヨタは、ブラジルの人口の60％を占める中間層をターゲットにしている。
ここでは圧倒的なシェアをとっているのが欧米。
シェアの低いトヨタがいかに戦っていくか？

トヨタの命題は市場シェア一番。
最も競争の激しい中間層で闘うことになる。
徹底したコストリーダーにならないと勝つことは難しい。

品質には強いトヨタ、コストで勝てるか・・・。

中小企業では競争の激しい業界や客層には手を出してはいけない。トヨタの戦略をマネはできない。してはいけない。よほどコストリーダーになれる画期的な革新がないかぎり。市場の小さい、競争の少ないところを選ぶのが中小企業。全体1位主義ではなく部分1位主義、小規模1位主義。

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「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉

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