日経「菓子の品目絞込み　明治HD、ガムは1/6に」から経営戦略を学ぶby東京「町コン」五十嵐ブログ

平成24年6月5日（火曜日）、日経新聞企業1欄「菓子の品目絞込み　明治HD、ガムは1/6に」から経営戦略（商品戦略）を学ぶby東京「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉のブログ。

明治ホールディングス（ＨＤ）は菓子の発売品目を大幅削減する。
主力商品に経営資源を集中させ、事業収益を改善する狙い。

６月にチューインガムから着手、年間発売数を25から４へ約６分の１に削減。
チョコレートなども順次見直す。

ガムの主力ブランド「キシリッシュ」を12日に刷新するのを機に、発売数をミント系風味４品に絞る。
ガムの売上高は12年度が５％減と一時的に減る見込みだが、
翌年度以降は売り上げ増を目指す。

主力のチョコレートや他の菓子についても同様に絞り込む。
定番の味を軸にし、期間限定などの派生品は減らす方針だ。

●「町コン」五十嵐勉（五十嵐ダルマ）
商品のABC分析。
ABC分析するとパレートの法則が生きていることがわかる。
売上上位20％の商品で売上全体の75％を占める。Aランク。
21％～60％の商品で売上全体の20％を占める。Bランク。
61％～100％の商品で売上全体の5％を占める。Cランク。

Cランクの40％の商品を削減し、商品全体が60％になっても売上は5％のダウンにしかならない。

新聞の記事では、25から4へ。１/6（16％）。　
ということはBランク、Cランクを削減。Aランクのみということ。

明治の場合、Aランクが売上の占める割合が通常より高いと思われる。
大ナタを振るった。（長所を伸ばし、短所を思い切って切る）

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「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉

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