日経「トヨタ、新興国二の矢」から経営戦略を学ぶby東京「町コン」五十嵐ブログ

平成24年5月26日（土曜日）、日経新聞総合2欄「トヨタ、新興国二の矢」から経営戦略を学ぶby東京「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉のブログ。

トヨタ自動車が新興国での事業戦略を発表。

主要顧客を中間所得層に置き、
100万円前後の小型車を１００ヶ国以上で販売する。

新興国向けでは日産自動車が専用ブランド「ダットサン」を立ち上げ、
独フォルクスワーゲンは来年から小型車を発売する。

成長市場で各社が専用車を投入するなか、
トヨタは中型車に次ぎ小型車で新戦略に取り組む。

タイ、インド、インドネシア、ブラジルなどの生産拠点を拡充、
中近東やアフリカへの輸出も視野に入れる。

トヨタは04年、タイやインドネシアなどで新興国向け中型車「IMV」を発売。
累計販売台数葉500万台超。

エティオスをベースとする小型車はIMVに次ぐ新興国向け戦略車で、
15年までに年間100万台以上を販売。

新戦略などを通じて現在45％の新興国販売比率を5割に高める。

●「町コン」五十嵐勉（五十嵐ダルマ）
顧客層は富裕層、中間所得層、中・低所得層に分かれる。
トヨタは、富裕層と中間所得層に的を絞る。
特に今回は、市場が増える中間所得層に重点を置く。

一方、日産は50万円台の車を低・所得者層をターゲットにしている。
トヨタはここの層は狙わない。

客層を定めると、おのずと商品戦略も見えてくる。

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「町コン（町医者的経営コンサルタント）」五十嵐勉

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