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日経「スポーツ各社 直営店拡大」から経営戦略を学ぶby東京「町コン」五十嵐ブログ

平成24年4月25日(水曜日)、日経新聞企業1欄「スポーツ各社 直営店拡大」から
経営戦略を学ぶby東京「町コン(町医者的経営コンサルタント)」五十嵐勉のブログ

スポーツ用品各社が直営店の出店を加速する。
ゴールドウインは現在150ある直営店を3年で2割増やし、
アシックスも2015年をめどにカジュアルブランド専門店を3倍の50店にする。

ユニクロやアパレル大手が相次いでスポーツ向きの機能性衣料を拡充。

競争が厳しくなるなか、
各社は売り場づくりや販売促進策を自由にできる直営店を増やし、
ブランド力を高めて対抗する。

主要販路のスポーツ専門店や量販店に比べ、
直営店は売り場づくりに流行を素早く反映することができる。
アウトドアやランニングなどのブームに合わせ、
ウエアにシューズやリュックなどの
関係用品も含めたコーディネートを提案する。

矢野経済研究所によると、
国内のスポーツ用品市場は2011年まで3年連続で縮小。
少子化に加え、東日本大震災の影響もあった2011年は
2010年比1.3%減の1兆2361億円と試算している。

市場が縮小していくなか、
低価格で攻勢をかけるユニクロに加え、
ランニングブームや夏の節電対策を背景にアパレル各社も
機能性素材を使ったスポーツ向きの衣料を拡充。

ワールドの新規参入もあり、
競争は激化している。

スポーツ用品各社は直営店でブランドの個性や機能を
消費者にアピールし、
販売をテコ入れする。

●「町コン」五十嵐勉(五十嵐ダルマ)
従来のスポーツ専門店や量販店への販売は間接販売になる。
この場合、スポーツ専門店、量販店にスポーツ用品各社が競合する。
且つ、スポーツ専門店や量販店はユニクロやアパレル大手と競合になる。
最終消費者に商品が届かない場合がでてくる。

つまり、間接販売は強い会社の強者の戦略の間隔戦になる。
いままでは間接販売で行っていれば、
最終消費者に販売する必要がなく、販売店を活用すれば、広く販売網を構築できた。
しかし、市場が縮小、アパレル等異業種から参入が多くなった。
スポーツ用品各社は強者から弱者に変わった。

これらの競争を避けるには、間隔戦から接近戦に変えなければならない。
接近戦とはこの場合、直販になる。接近戦は弱者の戦略になる。

スポーツ用品各社は弱者の戦略をとったことになる。
接近戦の利点はより最終消費者に近づくことで顧客のニーズをいち早く取り込めること。
一方、いままでやってこなかった「接客」「提案」等の現場の技量が問われる。

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