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ランチェスター経営On Line東京 町コン経営塾・塾長のつぶやき H28.3.8

「先行投資」

3月2日、日経新聞、「NTT、脱『電話』模索」
「光回線伸び悩み、構造改革急ぐ」という記事。

「NTTが『電話会社』から脱却を模索している。
本業の固定電話の契約件数は2015年度見通しから
135万件減り、2135万件と
ピークだった1997年の1/3に落ち込む見通し。

収益源の光回線も伸びは勢いを欠いており、
待ったなしの構造改革が求められている。

2004年
光サービス『フレッツ』で3000万件の目標を掲げた。

しかし、
米国発のイノベーションがこの青写真を覆した。
2007年
米アップルがスマートフォン『iPhone』を発売。
固定電話離れに拍車がかかり、光回線の需要が伸び悩んだ。

故スティーブ・ジョブス氏が言った。
『電話を再定義する』
電話会社のNTTも再定義を迫られた」。

ランチェスター「組織戦略」DVDテキストに
「どんなに伸びている業界も、
やがて飽和して伸びが止まり、
さらに売上が減少する。こういう原則を
『ライフサイクルの原則』と呼ぶ。

もし1つの業界だけに長くいたら、
業界の没落とともに会社も没落していき、
やがて電話帳から社名が消える日が来る。

こうならないためには、
従業員数が一定以上になったら
将来を支えるための、
先行投資的研究が必要になる」。

NTTならば優秀な人材が豊富にある。
しかし、小規模企業(20人以下)の場合、
先行投資的研究に人を割くことができない。

こうなると、
業界全体が衰退し始めると
有効な手が打てず、
次々と倒産する。

こうならないためには
社長が休日の7割を戦略の研究日にし、
将来の研究をする。
必要に応じて、自ら実験をする。

「不安」を「革新」のエネルギーに!

ダルマ

 

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