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●非常識に考える ●BYDありかも ●未熟さを知る

「非常識に考える」

3月30日付日経新聞、
「直言×人財立国への道」は
花巻東高校野球部・佐々木洋監督のインタビュー。

物事を非常識に
考えることを大事にしている。

大人の役割は
子どもの可能性を広げ、伸ばすこと。

人材育成方法は
野球から学んだことより
経営や異業種から学んだことの方が多い。

非常識にものを考えることもその一つ。

なぜ自分の学校に
良い選手が来ないのかわからなかった。

生徒を顧客とみれば、
当時はプロ野球や大リーガーはもちろん、
大学進学、就職も実績がなかった。

これでは顧客は来ないと気づいた。

そこでまずは
「出口戦略」から始めた。

良い選手を集めるよりも、
まずはきちんと教育して、
大学や企業が欲しがる生徒を育てることを
自身の目標に据えた。

成果が出始めると、
優秀な選手が入学するようになり、
チームも強くなっていった。

私の仕事は
野球部員を勝たせて
甲子園に連れていくことではなくて、

その後の60年以上を勝たせること。

自分で目標設定をしてみて、
その重要性に気づいた。

子どもが目標や進路を定めるように
導いてあげるのが仕事。

自主性と主体性を持つためには、
目標設定の仕方をしっかりと教えることが重要。

感染症と同じように
思考も周囲に感染する。

「良い思考を持つ人と濃厚接触し、
他人や環境のせいにする思考の人とは
ソーシャルディスタンスを保ちなさい」と呼びかけている。

他人のせいにする思考を捨てる人が増えれば
日本は大きく変わるのではないか。

今後世界を意識して、
各国の学生から花巻東で学びたいと
思われる学校をつくる必要がある。

アフリカの選手を
野球部に入部させる構想もある。

日本でとがった人材を生み出すには
海外に留学させて
日本に戻すシステムをつくる必要がある。

親や指導者が
世界の現状を見せる機会をつくることも必要。

一度行って帰ってくれば意識と意欲は変わる。

中小企業が中堅企業へ脱皮するには、
佐々木監督の話にヒントがある。

香港・深圳に行って感じたのは、
日本の常識を捨てて、
「デタラメ」になってみた。

「デタラメ」になった途端、
対応力がつき、「新しいもの」が見えてきた。

 

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