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●小さな会社の経営のコツとは●学びて思わざれば ●ブッタは救済者ではなく人間の師

「小さな会社の経営のコツとは」
 
お陰様で今週で900号。
中小企業の経営者にお役立ち情報を提供して18年。
 
小さな会社が経営を良好に継続していくには、
原理・原則があることが見えてきた。
 
原理とは、物事や現象を成り立たせる根本の法則。
原則とは、多くの場合に共通に適用される基本的なきまり・法則。
法則とは、いつでも、またどこでも一定の条件のもとに成立するところの普遍的・必然的関係。
 
経営を単純化している会社は、比較的業績が良い。
経営を複雑化している会社は苦戦している。
 
単純とは、簡素なさま、簡単、複雑ではない。
複雑とは、物事の事情や関係がこみいっていること。
 
ライザップは、今期赤字に転落。
本業以外の非関連多角化をしたことにより、力が分散。
傘下企業の統治が不能になった。
 
大塚家具は3期連続赤字。
強みの高級路線から競争の激しい大衆路線に転換。
強みが弱まり、強者やられてしまった。
 
とんこつラーメン店「一風堂(力の源カンパニー)」と「一蘭」との違い。
(一風堂)18年3月期売上14,520百万円、純利益269百万円、正社員603人
(一蘭)17年12月期売上18,024百万円、純利益1,623百万円、正社員286人
<「帝国データバンク企業情報」より>
 
売上高純利益率、一風堂は1.8%、一蘭は9.0%。
一蘭は一風堂より5倍利益性が高い。
 
その根拠は、一蘭はラーメンだけの単一業態。
一風堂は、ラーメン、うどん、居酒屋等多業態。
 
多業態より単一業態の方が利益性が高い。
一蘭だけではなく、
鳥貴族、串カツ田中、HUBも単一業態で利益性は高い。
 
事業領域は狭く、深く掘る。
あれもこれもと他の事に手を出さない。
 
経営はやらないことを決める。
捨てることを決める。
複雑にしない。
 
まずは一点集中。
特徴あるモノを強くする。
単純化。
 
そして同業の大手のマネをしない。
経営を学ばないと良い事と思って大手のマネをする。
そこに落とし穴がある。
 
余計なものを捨て、シンプルに生きる。
単純・簡単が業績良好のコツ。

 

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