町コン「セミナー」「講義」開催スケジュール

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「難しいことには・・・」

ある地方のスーパーの社長が
第8期ランチェスター経営戦略セミナー
「営業戦略」に参加されました。

過去「営業戦略」は参加されていませんでした。
理由は、スーパーのため、
訪問営業する必要がないと考えていました。

しかし、
事情が変わりました。
移動スーパー(軽トラックで販売。約300品目)に進出。

社長は、同族経営の3代目。
父や叔父が取締役としています。

今回の移動スーパーに進出することに
役員全員が反対。
賛成は社長1人。

「採算が合わない。やめろ」。
社長の責任で押し通しました。
一歩間違えたら「暴走社長」。

社長には考えがありました。
高齢化が進み、
店舗に来れない人もいる。

移動スーパーをやることで
新しい顧客を開拓できるのは。
全国の事例を視察して決断しました。

2ヶ月が過ぎ、
まだ単体では赤字ですが、
確かな手応えを感じてきました。

お客からの評判が非常に良いのです。
父親の耳にも評判が入り、
今では賛成しています。

「そういえば、創業者(祖父)はリヤカーで野菜を売っていた」。

今まで店に来なかった人は、
娘が他のスーパーで買物したものを食べていましたが、
移動スーパーが自宅まで来るようになり、
買うようになりました。

また移動スーパーが到着するまで、
近所の人と井戸端会議をするようになり、
コミュニティが生まれました。

買物をする楽しさはもちろん、
人と話をすることの楽しさを知ったのです。

ランチェスター組織戦略テキスト
「難しいことには、それと同等か、それ以上の良いことが隠されている」
と書かれています。

(元は、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」の中の
「どんな逆境の中にも、それと同等かそれ以上の、
より永続的な利益の種子(たね)が含まれている」より)

社長は、
「営業戦略」セミナーを受講して、
黒字化のヒントを得たようです。

創業して7年間赤字だったアマゾンのジェフ・ベゾス氏は
「常に顧客中心に考えること」、
「発明を続ける」、
「長期的な視野で考える」を経営哲学にしています。

会社の命と人の命に別状がなければ、
試しにやってみることですね。

 

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