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●逃げるは恥だが役に立つ●頭がボーッ、情報の整理整頓●万物に陰陽がある

「逃げるは恥だが役に立つ」

2月1日付各新聞は、
「セブン、そごう・西武売却へ」という記事。

セブン&アイ・ホールディングスが
不振が続いていた百貨店事業を切り離し、

海外を中心に成長を見込むコンビニ事業に
経営資源を集中する。

国内で百貨店やスーパー、
専門店等様々な流通業態の
「総合小売り」路線は転機を迎える。

「逃げるは恥だが役に立つ」は
ハンガリーの諺で、

「勝負すべきところを逃げたり、
退いたりするのは恥のようだが長い目で見れば得策」
ということを伝える。

長年ハンガリーは
周辺の大国に翻弄されてきた。
そこから競争の精神が形成されてきた。

国民は自分の選んだ分野で卓越し、
様々な分野で世界をリードする土壌が培われた。
(プレジデントオンラインを参考)

2月9日付朝日新聞、「逃げる、その先に」で
ヨシダナギ氏が寄稿。

「ずっと逃げてきた結果、
現在の私がある。

逃げることは
『ここではない、どこかへ行く』
という意思であり、行動である。

負けても大丈夫。
人には得意な分野がある。

得意な分野で勝負し、
そこで勝てばいい、
苦手な分野は逃げようという考え方。

ここだけは負けられない
というところはトコトンやる。

そのかわり、
ダメだと思ったら即逃げる。

そうした方が次の道につながると思う」。

ある業界の中小企業は
4つの事業を持っている。
仮にA事業、B事業、C事業、D事業。

A事業が高収益部門で次にB事業が黒字。
C事業は赤字で、
D事業は黒字化の目途が現在立っていない。

物言う株主がいたら、
A、B事業だけ残し、
C、D事業は撤退せよと言うだろう。

経営戦略を学んでいる社長の右腕は、
C事業を調べてみると、
他社との差別化されている
サービスがあることに気づいた。

しかし、
それが顧客にきちんと価値を伝えていない。
そこを一つひとつ行動に移せば、
結果(黒字化)は出てくると判断。

問題児のD事業は
黒字化のスキームができるか否か模索中である。

中小企業の場合、
本業は黒字になっているが、
関連事業では赤字で
足を引っ張っているところを見かける。

社長の趣味でやっているケースがある。
正しくは「道楽」。
従業員はたまったものではない。

ハンガリーの「競争精神」を見習い、
「逃げ恥」も勝つための選択。

 

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