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超二流のすすめ

新書「倒産の前兆」
(帝国データバンク情報部/SB新書)の中に、
「100年以上、企業倒産の現場を分析し続けて、
わかったことがある。

それは、
成功には決まったパターンが存在しないが、
失敗には『公式』がある、ということだ。

成功事例を知ることは重要である。
その方法は『ヒント』になりこそすれ、
他社と同様にうまくいくとは限らない。

成功とは、
決まった「1つの答え』は存在せず、
いろいろな条件が複合的に組み合わさったものだからだ」。

「倒産の前兆」を読んで、
思い浮かべたのが野球の野村克也氏の言葉。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」。

ラッキーで勝利を拾うことはあるが、
どんな敗戦にも必ず敗因がある。
不運だけによる敗戦はない。

厳しく自己分析することが、
次の勝利を導くための第一歩。
勝因ではなく敗因を徹底的に分析する。

この世は時々刻々と移り変わる。
目で見える変化もあれば、
ゆっくり変化して気づいたら変わっていたということもある。

多くの倒産は、
取り巻く環境の変化に対応できないケース。

一時、良くても時が経つにつれて、
競争相手が背後からやってきて、
あっという間に淘汰されることもある。

会社という組織体は、粗利益で生きている。
粗利益の大本は顧客。

経営の本質は、顧客を作り出し、
作った顧客を維持し、
新たに顧客を作り、その数を多くしていくこと。

営業力が弱く、
商品・サービスの競争力もないと
利益だけ多くすることはできない。

競争相手よりも有利な条件で
「粗利益が補給される根拠」をいくつか持たないと
根本的に利益性を良くすることはできない。

野村克也氏の
「超二流(天才に勝つ一芸の極め方)」(ポプラ新書)に、

「自分の強みを知る。そのためには『洞察力』を磨く。
チーム(顧客)が自分(自社)に求めているのは何か。
一流選手(強い競争相手)たちと伍するためにはどの力を強化すべきか。
敵は自分のどこを嫌っているか。
そうしたことを見抜く洞察力がなくてはならない」。

時を感じる。
顧客を感じる。
実行する力。

これらが弱くなると淘汰される。

 

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