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●負けたらダサい ●ビル施工不良、認証不正 ●どっしり構え、ゆっくり進む

「負けたらダサい」

3月17日付日経新聞、
リクルートの成長戦略を社長にインタビューの記事。

HR(人材)にはマイクロソフトなど米テック大手も
参入していることについて問われると、

「テック大手にとってHR分野は
数ある事業の一つにすぎない。

リクルートは『これしかやってない』
という人材を集め専門性を極めて競争に勝つ。
それしかやっていないのに負けたらダサい」。

3月10日付朝日新聞、
「ヨーカドー32店閉店へ、
衣料品事業撤退 食品に集中」という記事。

セブン&アイは傘下の総合スーパー
「イトーヨーカドー」の店舗を
今後3年間で32店舗減らす方針を発表。

衣料品事業から撤退し、
食品事業に集中する。

低価格衣料品店や
ネット通販が台頭する中で
総合スーパーは苦戦。

22年2月期までの10年間の決算で
7回純損失を計上。

大株主の米投資ファンドから
「非中核事業」からの撤退や売却を求められていた。

先日、中国語成果発表会があった。
私(中国語を学んで4年)は
10分弱のスピーチ(暗唱)をさせてもらった。

その中で「孫子の兵法」の話をした。
好きな言葉が3つある。

一つ目は、
「算多きは勝ち、算少なきは負ける」。
勝算がなければ、負ける可能性が強いので戦わない
(撤退する。逃げる。)決断をする。

二つ目は、
「戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」。
戦わないで勝利を得るのは最も良いこと。
競争相手のいない市場。
大企業が興味のない小さい市場。

三つ目は、
「いにしえの所謂善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり」。
勝ち易い競争相手に勝つ。
競争相手がいてもどこも弱い。
もしくは大企業が本気でその事業をやっていない。

「ダントツの強みを磨け」(坂根コマツ相談役著)では、
「新規事業で苦戦してきたのは、戦略の欠如。
独自の強みがないままに規模を追いかけて大きな市場に参入し、
他社と差別化できずに収益が低迷するパターンが多い」。

つまり、
自社の強み(独自性・専門性)のある所でしっかり勝ち切る。
弱み(他社に劣っている)は捨てる。

 

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