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「衝撃!社長がITを知らないなんて」
 
7月28日付、日経新聞に
ソフトバンクG会長の孫正義氏のインタビューがあった。
 
日本をAI後進国と評価していることについて、
「やばいと認識しなければならない。
日本が世界でどんどん競争力を失っているのは、
進化に対して貪欲ではないからだ。
意思決定が遅いため進化に追いつけない」。
 
日本の大手企業の多くが停滞している原因は、
「最大の問題は成長分野の世界市場の中で
ポジショニングが取れていない。
衰退産業ばかりにしがみついている。
だから進化から取り残されていく」。
 
社長塾で経営を学んでいるITエンジニアA氏が
社長たちにITを啓蒙していかなければと使命感を持った。
 
きっかけになったのは、「セブンペイ事件」。
 
セブンペイは、ITシステムのサービス提供者。
インフラを提供する側の社長がITの大事な所を
知らないことに衝撃を受けた。
 
社長がエンジニアである必要はないが、
サービス提供会社として社長は知っておくべき。
 
二段階認証は、ITの中では常識の話。
そんなに難しい話ではない。
 
一段階は、
IDとパスワードでログイン。
 
次にIDのときに個人情報を入力したときのスマホの電話に
相手側からSMSで数字が知らされる。
それを制限時間内に入力。
これが第二段階。
 
セブンの経営陣は二段階認証の重要性を知らなかった。
第一段階のところでスタートした。
 
プロジェクトを遂行したエンジニアたちは
異議を申し出たのではないか。
 
専門家として不完全なものを世に出したくないはず。
こうなることは予想できたのでは。
 
改めて、トップの決断は大きい。
 
A氏は、
「二段階認証って、めんどうくさい。
ショートメールを送るのは大変な作業。
でもそれは外部からの防衛のため。生命線」。
 
「いろんな社長に会いますが、
ITのことを知っている人は少ない。
 
それが解った」。 
 
ITを知らないと、
東京から大阪まで行くのに、「こだま」しか知らない。
 
ITが解ると、
「のぞみ」の存在を知って、乗ることができる。
 
この違いは大きい。
 
これからは経営戦略とIT戦略。
貪欲にITを学んでいこう。 

 

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