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●良い戦略、悪い戦略 ●見守りテック ●父は父たり、子は子たり

「良い戦略、悪い戦略」

書籍「良い戦略、悪い戦略」(日本経済新聞出版)に、
「良い戦略は、狙いを定めて一貫性のある行動を組織し、
すでにある強みを活かすだけでなく、
新たな強みを生み出す。

だが悪い戦略は規模の大小を問わず、
同時にいくつものことをやろうとする組織がじつに多い。
しかも掲げた目標の多くが互いに無関係であるばかりか
互いに矛盾することさえある」と書かれている。

小さな会社は大手や強い会社の商品をマネしてはいけない。
しかし大手や強い会社のやり方が正しいと思えば、
それに追随する。

同じようなことをすれば、
自社の独自性は失うばかりか、
大手とは違いコストが割高になり
利益が悪化する原因になることがある。

ある製造会社は、
大手がやりたがらない小ロット、
段取り替えの多い製品の製造を請け負っている。

逆に大手が得意な大量生産のものは
やらず、大手に譲る。

自社の強みと弱みを自覚している。
徹底して強みを強化している。

それゆえ顧客からは大手が受けない
面倒な仕事(利幅のある)を降ってくる。

「良い戦略、悪い戦略」の中に、
「良い戦略に必要なのは、
さまざまな要求にノーと言えるリーダーである。

戦略を立てるときには、
『何をするか』と同じぐらい
『何をしないか』が重要なのである」。

自社の強みがわからない社長がいる。
細分化して商品・サービスを見ていくと、
以前はお荷物だったところが
今では伸びていることがわかった。

そしてなぜか大手や同業他社がやりたがらない。
力を入れていないのに伸びている。

ここが自社の強みであると気づき始め、
更に伸ばす方策を考えた。

「良い戦略、悪い戦略」に、
「これまでとちがう視点からものごとを見直すと、
気づいていなかった強みやチャンス、
あるいは弱点や脅威を発見できることがよくある」と書かれている。

古い体質の業界にいる会社は、
固定概念もあり、
業界の同質化が当たり前で
自社の強みや差別化を見出しにくいところがある。

そこを全く新しい角度から見直すと
もともとあった強みや
隠れたチャンスを発見することがある。

ここに気づくかどうか。

 

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