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●自社の市場を見つけた ●ランチェスター!?知らない ●販売促進

「自社の市場を見つけた」

10年以上前から私のメルマガ読者である経営者の話。

過去にランチェスター経営の教材や
私の冊子「新・経営の志手帳」を購入していただき、
今は「ランチェスター経営ONLINE東京」で受講していただいています。

10年以上前に、
父親が町の印刷会社(年商1億円)を経営されていましたが、
倒れて、サラリーマンだった現・経営者が会社に入りました。

蓋を開けてみると、
年商1億円で借入金は1.4億円ありました。

大口顧客の製紙会社が合併・統合で印刷物が激減。
個人情報保護法により
各企業や団体からの名簿作成の仕事がなくなりました。

年商は60百万円台まで落ち込みました。
2008年にはメイン銀行が債権をサービサーに売却しました。
実質破綻懸念先です。

そこで経営者は考えました。
ランチェスター経営で学んだ
「何で一番になるか」。

2008年ごろからポツポツ
「カード・ゲーム」や「ボード・ゲーム」
の仕事が増えてきました。

これらの仕事は
普通の印刷会社が面倒くさく、
いやがる仕事でした。
他社がいやがる仕事に注力してみようと行動しました。

毎年2回、
東京ビックサイトで
「ゲームマーケット」(展示会)が開催されています。

当初は出展して見込客を開拓していました。
今では、参加はせず、
出展者のカードゲーム、ボードゲームの製作をしています。
出展数の半分以上はここで製作しています。
つまり市場占有率50%以上になります。

年商は1.3億円まで回復し、
2億円が見えてきました。(借入金は30百万円に減少。正常先に回復)

今までの印刷物の場合、
顧客から多数の競争相手と見積もり合わせをさせられ、
価格は叩かれていました。

カード・ゲーム、ボード・ゲームの製作の場合、
ホームページに価格表があり、
顧客は会社に来て、定価で仕事の依頼をします。

見込客の開拓は、
既存顧客が自分のブログやSNSに記事を書き込み、
他の人がそれを読んで、
ホームページに来て、
実際に会社に来て仕事の依頼をします。

100%ホームページであり、
紹介です。

つまり営業経費がかかっていません。

小さな市場でも一番を取ると、
1位経費割安の原則、
1位紹介の原則、
1位営業有利の原則は成立する事例です。

身近なところにも素晴らしい事例があるもんです。

 

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