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●自己認識とは ●ビリギャル ●止まるという行動

「自己認識とは」

8月25日付日経新聞、
「自己認識が低い日本の管理職」というコラム。

諸外国と比較すると、
日本の管理職は
「自己認識」と「変化への敏しょう性」が
著しく低いというデータがあるとのこと。

ちょっとショッキングな話。

「自己認識」とは、
自分の大切にしている価値観や行動、
感情、習慣を理解すること。

自分に対する理解が深いほど
自分を改善できるスピードが速い。

自分の行動やその理由を知れば、
行動を修正できるとのこと。

人間の意識には
盲点や死角が多く存在する。

我々は見たいように見る。
理解したいように理解する傾向があるという。

物事を正確に認知できず、
自己イメージに偏りがあるため、
失敗や自分の欠点には目が向かない。

自分自身の内省だけでは難しく、
周囲からフィードバックをもらうことが効果的であると。

日本では、
部下から上司に対する評価は言いずらい。

批判と受け取られ、
自分への評価に影響があるため、言えない。

そうなると管理職は
自己認識が低くなると言われている。

そのため、
最近は360度評価が認知されている。

小さな会社の場合、
まずは顧客の声、

クレームがあったとすると、
それは今のままでは会社はだめになりますよ
という神の声。
そこから改善のヒントが生まれる。

また、
社員からの意見具申、
これもこのままでは会社は上手くいかないという兆候。

周りから意見を言ってもらえるのは
幸運だと思った方がいい。

普通は、
お客であれば、
嫌になれば、商品を買わなくなり、
黙って去っていく。

社員ならば、
黙って給料だけもらう、
嫌なら辞める。

社長は裸の王様に陥りやすい。

「自己認識」が低いというのは
自分を含め否定はできない。

周囲からフィードバックをもらうには
聞く力が必要になる。

顧客に対して、
「なぜ、うちと取引していただいているんですか?」
「なぜ、うちの商品を買っていただいてるんですか?」
と素直に聞く。

社員には、
「会社、組織をより良くするためにどうしたらいいか?」
と聞く。

また、
社員に、強制や命令ではなく、
質問することで社員にはっと気づかせ、
次への行動を促すこともできる。

人によっては強制や命令をいやがる人がいる。
そういう人には、質問しながら、
考えさせ、自ら「なるほど」と気づかせ、
自発性で行動させることが成果を生む。

 

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