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●考える時間を作る ●世界人口80億人 ●気を熟するのを待つ

「考える時間を作る」

従業員数が10人以下の会社はの社長は、
仕事が社長に集中し、
さらに従業員に仕事の指示や
フォローアップもするため、大変忙しい。

これらの要因で戦略不在の会社に陥りやすい。

社長は日ごろ、
「バタバタしている」
「忙しい」が口癖になっている。

外見上は行動的で仕事熱心に映る。
しかし、
「戦略なき経営は無駄が多い」と言われるように、

ふたを開けてみると、
業績は悪く、赤字だった
というケースが少なくない。

これを「バタ貧」という。
バタ貧にすぐ効く薬がない。

まずは
経営を勉強する「時間」を定期的に作る。
「考える時間」を作ることにある。

仕事をしている時は、
ほぼほぼ体は動いているが頭が働いていない
(頭を使っているようだが、使っていない)。

次に
自分の仕事の内に
従業員に仕事を振っていくこと。

そのためには、
従業員教育が必要になるということに気づく。

ここで「組織とは何か」と思い始める。

組織の構成要因は、
1.仕事に対する人の配分
(粗利益が直接生む所に人を多く配分する)。
2.組織の階層と役割分担。
3.教育と訓練と評価。
4.処遇。

業績が良くなる会社の社長は、
徐々に現場作業から手を引き、
従業員に任せていく(役割分担)。

空いた時間に
経営戦略の研究に当てていき、
良い会社の仕組み作りを構築していく。

ある会社の話。
後継者はある部門の責任者で
他の事業部も見なければいけなかった。

常に仕事に追われ、
頭を使う時間がなくなった。
このままだとバタ貧だ。

部門責任者の仕事を
徐々に他のスタッフに振っていき、
自分はフリーになるよう仕向け、
考える時間を作ろうとした。

自分が仕事をする方が
他のスタッフより早くできるが、
ここを我慢。

「忍耐力」。

多くの中小企業の社長は、
我慢して切れなくなり、
スタッフに任せず、自分でやってしまう。

ここが分かれ目。

後継者は、
1年後を目途に戦術から手を離れる準備をし始めた。

中小企業には良い人材はなかなか来ない。
時間をかけて育て、
社長は「考える時間」を作っていく。

 

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