町コン「セミナー」「講義」開催スケジュール

●社長は最高の知識労働者 ●大廃業時代 ●何を目標をすべきか

「社長は最高の知識労働者」
当社主催、銀座校(曲渕税理士事務所)主催を含め、
10月4日、5日、6日の3日間、師の竹田陽一氏の講演を聴いた。
中小企業(規模が小さい、競争条件が不利)は常に苦戦する。
会社自体に固定給はなく、完全な歩合給。
どんな業界にも多数の競争相手がいる。
大きく、強い会社が何社もいる。
ゴルフや将棋のようにハンディキャップはない。
大きな会社から強い圧迫を受け、
必ず苦戦する。
時間が経過すると
小さな会社から淘汰されていく。
これが現実。
生き残っていくための社長の条件は、
弱気な発言をしない、
悲観的にならない、強い心。
業績を良くして良い会社にするという願望と熱意、
そして向上心と研究心。
大きな会社から強い圧迫を受けないためには
特別な対策を打たなければならない。
ランチェスター経営では
これが「弱者の戦略」になる。
野球の視点から野村克也氏の「弱者の流儀」(ポプラ社)がある。
「これだけは誰に負けないという強みを見つける。
そうすれば生きる道は自ずと開けてくる」。
「正しい道を示してあげて
『徹底させる』というプロセスを踏ませることで
『結果』はついてくる」。
「監督の仕事を試合中の『采配』だと思っている人が多い。
だが違う。
監督の仕事は『準備』である」。
「試合が始まったら、プレーをするのは選手たち。
そこまでにどれだけ選手に指導・教育をしているのか。
その結果が試合に出る。
監督の指導ができていなければ、
試合で選手は考えて動くことはできない。
指導がしっかりできれば、
選手は指示を出さなくても勝手に仕事をする。
試合は監督にとって、
それまでの指導の成果がどれだけ出ているか試される場と言える」。
野球も経営も結果が全てではあるが、
どちらも正しいプロセスがなければ、
結果は続かない。
では、
正しいプロセスとは、強いもの作り、1位作りになる。
特徴あるものを発見し、
磨いて強いものへ、
さらに磨いて一番へ。
強いものをつくるために、
人を配置し、教育訓練していく。
強いものへ資金を配分。
これらのプロセスを経て、
いい結果を残していく。
社長しかできない最高の知識労働である。

 

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