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「社長の性格」

「経営の目的は?」と聞かれたら、
ほとんどの人は「利益の追求」と答える。

間違いではないが、
利益を多くする方法を知らない人は、
油断すると本業とは関係のない
一見儲かりそうな商品・サービスや業種に飛びつくことが多い。

このような理由から小さな会社では、
経営の目的は、強いモノ作り、
競争力のある商品作りや1位の地域作りに定めると
失敗は少ない。

商品作りには社長個人の性格が
大きく影響を受ける。

重点商品が社長の性格に合っていると
良い方向に行くことが多い。

(「性格」とは、行動のしかたに現れる、
その人に固有の感情・意志の傾向)

(仏教の三毒、
「貪」ほしいものをむさぼる。
「瞋」好ましくないものに対する怒り。
「痴」真理に対する無知)

ただ儲けたいという「欲の深さ」だけで
商品・サービスを決めるとすぐに失敗する。
(本人は欲深いと思っていない)

ある社長の話。
以前、取引先からこれは売れるから作ってと、
自分は気乗りしなかったが作ってみたらやはり良くなかった。

今は自分の気持ちの入っている物を作り、売っている。
顧客から共感され、支持されている。
性格に合っているものがいいと実感。

ある社長は、営業地域の範囲を狭め、
時間は掛ったが顧客を密集して作ることができた。

地域外の仕事は断れるようになった。
「欲」を抑えることができた。

その代わり、
地域内では知名度が高まり、
同業者が営業すると、
その顧客が
「他社からこんな営業が来たけれど、オタクはできる?」
と声をかけてくれる。

競争相手の営業が自社の営業に変わってしまう。

経営における粗利益の補給源を強化することを
学んだことで「欲」と「無知」を解消した。

またある社長は、
地元地域一番を目指し着々進めているものの、
近くで超大手企業群が大規模な開発が始めていると、
そこになんとか参入できないかと模索している。

そこは弱者の市場ではなく強者の市場になる。
参入しても下請け孫請けになるだけ。
価格も叩かれる。

もう一度、
小さな会社の経営の目的は何かを問いたい。

なかなか性格「欲の深さ」は直せない。

 

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