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●猪退治からわかること ●子育てしやすい街 ●ものごとはある日突然起きない

「猪退治からわかること」

ランチェスター経営を学ぶと、
江戸時代の九州対馬(現長崎県対馬市)の
猪退治の話が出てくる。

当時、対馬は人口1万5,000人弱、
猪(8万頭)が田畑を荒らし、
慢性的な食糧難に陥っていた。

800丁の鉄砲を与えられ、
農民たちは鉄砲を使って猪退治をした。

しかし、
春になると猪の子供が生まれ
再び8万頭になり、農地を荒らした。

そこで登場したのが
郡奉行に就任した陶山訥庵(すやまとつあん)。

島を9つに分け、
山の尾根に沿って大垣を打つ。
大垣の中をさらに内垣を打つ。

その中を一点集中して猪を討つ。
内垣を一つずつ潰していく。
そして一つの大垣の中の猪を全滅させる。

それを9年かけて
すべての大垣・内垣の猪を全滅させた。

考え方は、
「細分化」⇒「一点集中」⇒「部分制圧」⇒「個別撃破」⇒「全体制圧」

これを経営に応用すると、地域戦略。
横文字でいうとドミナント戦略。

地域を絞って集中的に出店する経営戦略。
ある地域内における市場占有率を向上させて
独占状況を目指す経営手法。

セブンイレブンが良い事例。

猪をコロナに譬えてみるとどうなるか。
中国武漢で行ったことは、
この陶山訥庵の戦略に類似している。

感染者が見つかると
自宅や職場周辺を幅広く封鎖し、
数百万人のPCR検査を行い、
感染者が見つかればすぐに隔離。

回復し、
その後感染の確認がゼロになって封鎖は解除。
中国はこの武漢のモデルを他の都市に応用。

一方、台湾やベトナムは、
初期段階で域内にウイルスを入れなかったことで
コロナを抑えたと言われている。

今の対馬は、
人間が猪を家畜として外部から入れて
育てたところ、逃げてしまい、
猪の数は元に戻ったと言われている。

猪の肉を特産として販売、
対馬は人間と猪の共存となった。

日本は、中国らのような
コロナをゼロにすることはできないだろう。

猪8万頭に800丁の鉄砲のようなもの。
しばらくは「withコロナ(共存)」で生きていく。

陶山訥庵の戦略の成功は、
「確固たる信念」×「強い協力者」×「正確な情報」×「計画立案」×「断行能力」。
これは経営に応用できる。

 

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