「無料点検、恐るべし」

自宅の冷蔵庫の買い替え時期が来た。
10年使用していた冷蔵庫が水漏れをしはじめた。

そこで墓参りの後にヤマダ電機に寄ってみた。
妻はある1台を気に入った。
商品名と価格を記録して帰宅した。

妻はスマホで同じ商品を扱っている
家電量販店サイトを覗いていた。

ヨドバシカメラ、ヤマダ電機、ジャパネットたかた等。
単体価格だとジャパネットたかた。
しかし配送料込みだとヤマダ電機など、
いろいろ価格面でどこで買うか考えていた。

結局、ヤマダ電機に落ち着いた。

金曜日に配送、設置することになった。
その前日にヤマダ電機が事前に
設置ができるか自宅を見ることになった。

2人の若手社員が来て、
自宅内の階段廊下を見て、
設置ができることを確認した。

次に社員たちは、
「今、家電の無料点検を行っています。
いかがしますか」と言ってきた。

妻は「無料点検・・・、じゃお願いします」と。

社員、
「冷蔵庫の下の床が水で痛んでします。
専用マットを引くことをお勧めします」。

妻、「わかりました。買います。今、ありますか？」。
社員、「あります」。

洗濯機を見てもらった。
「床に直置きするとホースにゴミが溜まりやすく、臭いが出ます」。

妻、「そうなんです」。
社員、「台を設置してホース落差をつければゴミはたまりません」。
妻、「お願いします」。
社員は台を置き、設置した。

ものの10分足らずで1万円弱の支払いになった。
それ以外にもテレビの点検なども。

妻、「他の家電量販店で買ってきたけど、
ヤマダ電機さんのような製品の配送時に点検などなかった」。

社員、「やっているのはうちだけです。他ではやっていません」。

確かに、他の家電量販店は配送・設置は協力会社に依頼している。
仕事は配送・設置のみ。
家庭の中にある他の家電には無関心。

ヤマダ電機は直営で配送・設置を行っている。
設置の事前確認であれば、家の中に入りれる。
他の家電も見ることが可能。

街の電気屋さんの役割をヤマダ電機が担っている。
接近戦ではないか。
なるほど、価格でない所できちんと商売している。
Amazonではこれはできない。

妻、「次もお願いします」。