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●淘汰、撤退 ●バフェット氏 ●品物形を流(し)く

「淘汰、撤退」

3月31日付朝日新聞、
「動画配信 淘汰の時代に」という記事。

「GYAO!」が3月でサービスを終える。
海外大手が日本市場で浸透し、

国内でも競合が増え、
生き残りが難しくなった。

コロナ禍で成長した動画配信業界は、
一転淘汰の時代を迎えようとしている。

5月12日付日経新聞、
「『料理宅配』相次ぐ撤退」という記事。

飲食店から料理を届ける
「フードデリバリー」が難局を迎えている。

コロナ禍に参入し、
主に東京都心の人気店が加盟していた
「チョンピー」は15日に終了する。

外出規制による特需が消え、
海外勢の日本撤退も相次ぐ。

システム投資のほか、
加盟店、顧客、配達員の獲得競争にコストがかかり、
資本力の勝負になっている。

スマホアプリの月間利用者数は
ウーバーイーツ、出前館とも22年3月がピークで
23年3月にはそれぞれ3割、2割程度減った。

5月13日付朝日新聞、
「バルミューダフォン2年足らずで撤退」という記事。

家電メーカーのバルミューダが
携帯端末事業から撤退を発表。

同社は新しいモデルの開発を続けてきたが、
撤退の理由として、

「原材料価格の高騰と
急激な円安の進行で開発続行が困難になった」

「スマホビジネスの持つスケール感が大きく、
多大な資金が必要だった」。

5億3600万円の特損を計上。

動画配信サービスの世界では、
ネットフリックスは黒字を維持しているが、
ディズニー+は赤字体質で現在テコ入れ中。

フードデリバリーでは
ウーバーイーツが22年12期から黒字化、
出前館は5期連続赤字。

一握りの勝者と多数の敗者。

共通するのは、
市場規模が大きく、
資金や人員を多く投資する業種・業界。

そして
多数の競争相手が参入してくる。

小さな会社には無縁な事かもしれないが、
気をつけなければいけないのは、

流行りのビジネス、
儲かりそうなビジネス、
売上規模が大きいビジネス。

市場規模が大きく、
資金を多く使うものには注意をするということ。

そこには多くの競争相手がいる。
上には上がいることを自覚しなければならない。

経営の目的を
利益の追求にすると間違いを起こす。

強いもの作り、一番作り、
お客作りを目的にするといい。

「鶏口となるも牛後となるなかれ」。

 

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