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●気になる新聞記事 ●悲しみの前の熱狂 ●妄想の猛毒

「気になる新聞記事」

8月14日付、日経新聞に、
パナソニックの創業者(松下幸之助氏)の孫の
松下正幸特別顧問のインタビューがあった。

日本電産や村田製作所など
創業者や創業家の影響が強い会社が、
競争力を高めています、との問いに、

「京都企業は事業分野は狭いがそれに集中している。
ここにしか生きる道はない、
という必死の思いが会社をまとめる推進力になっている。

逆に当社にはいろんな事業がある。
『これがうまくいかなくてもこっちがあるからいいや』
と思うかもしれない。そういう弱さは内蔵している」。

現在のパナソニックの業績は厳しいです、
との問いに、

「創業者だったら、
『謙虚に反省しなさい。
何をすべきか素直に考えてその道に向かい
血尿が出るくらいの努力をすれば必ず成功する』というだろう」。

同日付、日経新聞に、
ドイツ・ミュンヘン工科大の記事。

欧州を代表するミュンヘン工科大学が
ロボット工学と人工知能で健康・労働・移動の分野を軸に、
実際の人間のニーズに即した研究をしている。

米国と中国など人工知能で先行する地域と
一味違う欧州らしさを打ち出している。

「我々がつくるロボットは
生活や通信の仕方や働き方を変える道具。
恐れを抱かせることなく未来に社会が到達することを手助けする。

ドイツは小さい国だから
米国や中国とまともにぶつかっても勝ち目はない。

エンジニアリングとコンピュータサイエンスの懸け橋という
強みを突き進めるべき。
この強みはまだ中国と米国は持っていない」。

8月12日付、日経新聞に、
「イオン中国で自前のネットスーパー」の記事。
現地の自社約70店舗から商品を配送する。

中国は流通業のデジタル化で
世界の先端を走っており、
ノウハウを吸収し日本への逆輸入を検討。

お盆休み中の気になった記事を載せてみた。
小さな会社が生き残るヒントがある。

元気な京都企業とパナソニックの違い。
ドイツといえども、中国と米国とはまともに戦わない。
イオンは素直に中国を師として学ぶ姿勢。

私はこの3ヶ月で2度中国を訪問し、
学ぶ点は多々あった。

しかし、
日本にあって中国にないものはある。
付け入る隙はある。

 

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