「最初は面倒くさい、今はやって良かった」

コロナウイルスが日本に上陸して既に1年以上経った。
いまだ緊急事態ではあるが、
働き方は飛躍的に変わった。

アプリを活用することで
仕事の生産性が上がった話は
小さな会社にも多々ある。

今までアルバイトを含めたスタッフたちに
交換日記のようなものを書いてもらっていた。
コロナの影響もあり今はできなくなった。

その代わりにLINEを活用して
日報のようなものを書いてもらったところ、
コミュニケーションがすごく良くなり、
仕事の質も良くなった。

今まで1対1で責任者と
「こうしてください」
「こういうのはダメです」
「こういうときにはこうしてください」

と繰り返しが多かった。

アプリを活用してスタッフが
「今日、私は〇〇したところ、
お客さんから褒められました」と書くと、

他の人が
「そうすると褒められるのか。私もやろう」
とスタッフ同士、横で勝手に広がっていく。

トップダウンではなく、
上から言うのではなく、

下の人たち（スタッフ）が
シフトがバラバラなため、
普段は会えない人たちが、
自然とコミュニケーションが良くなり、
仕事の質が上がっている。

逆に上の人たちの仕事が減った。
参加型、
みんなが参加しているという感がある。

LINEを活用して良かった。

あるアプリに
やるべきことを全部入れる。

「今日はこれをする」
「今日は顧客リストを作る」
とにかく入れていく。

やることを各人に
割り当てることができ、
みんなで共有できる。

「これはAさん。これはBさん。
CさんができなかったことをBさんに振ります」

全員が見れる。
やることをみんなで可視化。

「これが遅れていますよ」
と他の人が言ってくる。

会議でやるべきことを
みんなで洗い出して進めてきた。

やっていないことが減った。
仕事の効率が高まった。

「今週はAさんがすごく頑張ってくれた。
Dさんは仕事が少なかった」
と見えるようになった。

可視化で職場が良い形になってきた。
最初は面倒くさいなと思っていたが、
今となってはやって良かった。

今は低コストで、
情報の共有・可視化ができ、
リアルタイム・スピード対応が可能になった。

アナログ×デジタル＝生産性向上。
小さな会社でもできることは多々ある。