「新規顧客」
会社は粗利益で生きている。
人件費、家賃、借入金の返済も
粗利益の中から支払っている。
必要な粗利益が不足すると、
会社は赤字になり、
改善しなければ、会社は市場から消えていく。
粗利益はお客の売上代金から生まれる。
どんな業種でも一定の割合で
お客が流出(脱落)していく。
それを補うためにも
新しいお客を作っていく必要がある。
10月17日付日経新聞、
「銀行店舗 夕方営業広がる」という記事。
大手行が「現役世代」に
照準を合わせた店舗づくりを進める。
みずほ銀行は首都圏で
営業時間を3時間延長する夕方営業を始める。
学校や仕事帰りの
口座開設需要を取り込む。
今後長期にわたり取引が見込める
若年層や現役世代との接点を増やすために、
各行は営業時間の見直しなど
店舗の利便性向上を急ぐ。
みずほ銀行は口座開設専門店を開設。
営業時間は午前11時~午後6時30分。
顧客の半数が午後3時以降の来店。
利用者の7割を10代~30代の若年層が占める。
アルバイトや就職で
給与受取のため開設するケースが多い。
若年層はデジタルへの適応力は高い一方、
金融リテラシーは不十分な場合もある。
(リテラシー:特定の分野に関する知識や適切に理解・活用する能力)
給与受取口座は、
定着すれば他行に乗り換えるケースは少ない。
住宅ローンや資産運用など
ざまざまな金融取引が期待できる。
日常の決済にひもづく口座になれば
安定的な預金の獲得にもつながる。
通常の営業時間内(9時~3時)に
来ることができなかった客層の取り組みが可能になる。
三井住友信託銀行は
平日夕方以降や土曜日に
資産運用や相続などの相談サービスを展開。
銀行は店舗での対面の相談ニーズをとらえることで、
資産運用や保険、相続などの取引につなげる狙いがある。
銀行では、通常3時過ぎると閉店し、ATMだけが使用できる。
これ自体は、顧客視点ではなかった。
ネット銀行が伸びていることもあり、
うかうかできないのだろう。
ところで、銀行で公共料金を支払うのに
なぜ時間がかかるのだろうか。
コンビニは早い。