「意識が変わった」
12月24日(日)、今年最後の戦略社長塾。縁があって、
戦略社長塾小岩校に参加された社長たち。
2年、3年通っている人もいれば、
今年から通っている人もいる。
テキストにこう書かれている。
戦略は見えざるものといわれるとおり、
戦略は形がなく、つかみどころがない。
それ故に赤字の原因がつかめない。
こうなると多くの社長は、
見えている従業員の動きが悪いから
赤字になったと思い込んでしまう。
1.まず従業員を集めて「厳しい説教」をする。
2.それでもダメなときは、コンサルタントを連れてきて、従業員教育をする。
あるいはいろんなセミナーに従業員を参加させる。
大本の戦略が間違っているので、従業員教育では業績は良くならない。
3.それでもダメなら、高いお金を払って、「成果主義の賃金制度」を採用する。
しかし、成果が出るのはわずか。多くは失敗に終わる。
4.奥の手は地獄のスパルタ研修。
経費がかさんで結局倒産。
こういう会社が何社もある。
今年から参加された社長のコメント、
「ここに来るまでは、こんな感じだった。
従業員をしかったり、外部講師で従業員教育を考えていた。
戦略(社長の頭「知」の部分)は見えない。
戦術(従業員の働き)は見える。見えるところを何とかしたいと思う。
本当は見えない部分の戦略を再構築することだった」。
他の社長は、
「ここで学ぶ前に、コンサルタントを使って社員研修を一定期間を行った。
幹部社員は辞めていった。
戦略がなく、ただ戦術(従業員教育)をやれば良くなると思っていた。
まずやるべきは自分の戦略だった」。
またある社長は、
「1位の会社の戦略が正しい戦略だと思っていた。
真似してはいけなかった。
大事なのは差別化、独自性だった」。
戦術1に対して戦略は2。
全社的な勝ち方のルール(戦略)をマスターする。