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●思わぬ敵がやってくる ●現代版遣唐使 ●始めが肝心

「思わぬ敵がやってくる」

7月14日付朝日新聞、
「ミクシィ社長語る FBとの攻防」という記事。

日本のSNSの先駆者だったミクシィが
従来のイメージから脱却を図っている。

ミクシィは1999年に設立、
04年に始めたSNS「mixi」で急成長。
06年マザーズ上場。

危機はすぐに訪れた。
08年、FBやツイッターが上陸。

ミクシィは南米やロシアなど
世界各地のSNS事業者と話し合い、

グーグルを担ぎ、FBの攻勢を防ごうとしたが、
結局防ぎぎれた国はなかった。

圧倒的な戦力差があり、
資金力も人材の厚みも違った。

7月23日付日経新聞、
「太陽光に中国依存リスク」という記事。

中国の太陽光パネル製造の世界シェアは8割。
かつて生産の中心は日本やドイツだった。

この10年で中国に重心が移った。
中国は欧州の10倍上に当たる500億ドル
(約6.8兆円)を投資して今の地位を築いた。

電気自動車(EV)の
バッテリー生産では中国が75%を握る。

7月22日付日経新聞、
「BYD、日本に乗用EV」という記事。

中国電気自動車大手のBYDは
23年日本の乗用車市場に本格参入と発表。

これまでEVバスで日本市場での足場を築いたが、
日本メーカーのEV投入が遅れるなか、
乗用車での市場開拓も可能と判断。

時代の変化とともに
企業の栄枯盛衰がある。

競争相手と圧倒的な差がある場合は、
確実に敗退している。

競争原理の一つ。
孫子の兵法で言う「勝算なきは戦わず」。
さっさと逃げる。撤退。

理屈ではわかるが、
そうはいかないのが人間。

世界で戦うのは、ちょっと違う。

私のお付き合いしている企業は、
日本の地域を限定したところで活動している。

そのため、
世界有数の企業と直接戦うことはない。

オリンピックに参加するわけではなく、
各地の運動会でそれぞれ1位になればいい。

商品のライフサイクルを見て、
自社の商品がどのあたりにあるか。

「花形商品」や「金のなる木」を育てていく。

常にお客さん、
競争相手、仕入先、そして自社、
4つの真ん中で物事を考える。

競争相手は必ずしも同業者とは限らない。

 

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