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●後継者の経営戦略ノート ●21年の企業倒産件数 ●時に任せる

「後継者の経営戦略ノート」

1月4日付日経新聞夕刊、
「東大合格生のノート研究、太田あやさんに聞く」
という特集があった。

「なぜ勉強ができる子はノートが美しいのか」
をテーマに東大合格生のノートを多数分析した
太田あや氏の「ノート力」が書かれている。

「なぜ、ノートを書かないといけないのか」。

それは、
理解を深めるインプットと
正確なアウトプットにある。

「ノートは第2の脳だ」。

例えば、授業中。

黒板、先生の話、教科書と
知識はバラバラの状態だが、
パズルのピースを組み合わせるようにノート上で
知識を体系的にまとめることで理解が深められる。

ノートは覚えたい部分を強調したり、
必要のない部分を削除したりと
自分に合った編集ができる。

「教科書や参考書よりもノートを信用している」。

成績が伸びる子と伸び悩む子の違いは、
弱点に向き合い克服できるかにある、と。

ミスは苦手分野や間違えやすい傾向を
分析するために役立てる。
「見直しノート」をつくり、弱点を克服する。

昨年の5月から社長の命を受け、
後継者A氏が社長塾に参加している。

A氏はビデオを見ながら、
参加されている経営者の話を聞きながら、
気になることをノートに書き込む。

それを一つずつ
「当社は、ここはどうしているのか?」と
社長とミーティングをする。

ノートに書き出すことで
自分の頭がクリアになり、
それらの実行に繋がっていく。

A氏は言う、
「国語力の弱い人間は、
本を読んだだけでは頭に入らない、
聞いても身にならない、
ビデオを見てもすぐに忘れる。

学生のように予習や復習ができない。
ノートに書き出すことにより
毎回気になる所を読み直し、
一歩ずつ前に進むことができる」。

既にノートは3冊目に入った。

毎週ノートを使って、
社長のミーティングを開き、
会社の方針をすり合わせていく。

ノートを使って、
リーダー格のスタッフと今後のやり方を詰めていく。

ノートを使って、
マニュアル作りを進めていく。

小さな成功を社員とともに作り上げ、
その輪の徐々に広げていく。

後継者の活動が進みつつある。
「見直す」「再度考える」「行動に起こす」。

ノートは第2の脳。なるほど。

 

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