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●後の波が前の波を押し出す ●かんぽの宿 ●公に立って行う②

「後の波が前の波を押し出す」

10月1日から緊急事態宣言が解除され、
徐々に普通の日常に戻りつつある。

しかしコロナ禍で起きた社会変化や
技術革新は変わらない。
対応できるところが生き残る。

中国では大手不動産会社恒大集団の経営問題が
大きくクローズアップされている。

第二のリーマンショックか否か。
多くの識者は、影響は限定的であると。

個人的見解ですが、
リーマンというよりもエンロン。

非関連多角化で放漫経営の果てに破綻する。
恒大集団と同じような企業体は消えていくだろう。

多少のクラッシュは起こる。
その後新たに成長する企業が出現する。

最近知った中国の言葉、
「長江後波推前波、前波死在砂浜上(日本の漢字に変換)」
(长江后浪推前浪,前浪死在沙滩上)。

長江の後ろの波が前の波を押し出す。
後輩が先輩を乗り越えて立派になることを指す。

近年はこれに前の波は砂浜で消える。
乗り越えられた先輩が競争原理で淘汰される
という現実を風刺したもの。

いわゆる社会における新陳代謝。

10月1日付日経新聞、
「激戦ロケット参入」という記事。

ホンダがロケット事業に参入。
四輪車を皮切りにジェット機など
これまでにも相次ぎ新分野を開拓してきた。

ホンダの社長の言葉、
「当社の名前はホンダ自動車ではない。
本田技研工業だ。
自動車に限らず、技術で人の役に立つ会社になる」。

「空飛ぶ車」と呼ばれる電動垂直離着陸機や
「アバターロボット」の開発を発表。

自動車で培った技術を核に事業領域を広げている。
「燃焼技術や制御、低コスト化はもともと自動車会社の手の内にある。
それを組み合わせていく」。

自動車はガソリン車からEV化や自動運転化。
パソコンや家電のように淘汰がはじまる。

自社の強みは何か。
掘り下げることによって
横展開や事業領域を広げる。

小さな会社でも同じことが言える。
できれば常に後ろの波であり続けたい。

 

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