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●強い企業、なぜ強い ●論語と算盤 ●牝牛を畜う

「強い企業は、なぜ強い」

経営はお客作り。
小さな会社は常に厳しい環境下で経営を強いられる。
生き残るためには他社より優位性を作ることにより
顧客から選ばれる必要がある。

強いモノ作り、1位作りにつながる。
強いモノは細分化して
見つけて育てていくしかない。

日経新聞に
「なぜ強い中堅企業 解剖」という特集記事があった。

日本には特殊な製品でニッチトップの地位を確立し、
成長し続ける中堅企業は少なくない。

その中の1社に、
半導体材料「モノマー」の高付加価値で
世界シェア7割の大阪有機化学工業が紹介されている。

2020/11期 粗利益8,410 経常利益4,613(百万円)従業員435人
1人当たり粗利益19.3 1人当たり経常利益10.6(百万円)

市場が大きい化学品は大手メーカーとの競争が激しい。
同社は市場が小さい割に手間がかかり、
大手がわざわざ参入しない製品をつくってきた。

生産量が年間でわずか数キログラムの製品を含めて
100種類以上作り分ける。

量は少なくても
付加価値を確保できるため経営効率は高い。

小型建機の市場を切り開き、
独自の地位を築いた竹内製作所(長野県)。

2021/2期 粗利益22,108 経常利益13,298(百万円)従業員906人
1人当たり粗利益24.4 1人当たり経常利益14.6(百万円)

同社のミニショベル6トン未満は
コマツや日立建機が得意とする20トンクラスに比べ
大型工事には向かないが、
都市部の住宅や水道工事で活躍。

量産機が多い競合に対し、
同社は受注生産を採用する点が強み。

強いモノを持っている企業や
小さな市場でのトップ企業は
高収益企業になっている。

総合力では大企業に勝てないかもしれないが、
部分的や小規模な分野では勝てるところがあると
飛躍的に利益は向上する。

これは事実。

これらを小さな会社でも応用はできる。
強いモノ作りや1位作りは一朝一夕はできない。
長期戦になる。

いかに目先の売上、
利益を追いかけないでできるか。

「わかっちゃいるが・・・」にならないように。

 

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