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「小さな成功で生活を変えない」

1月20日(水)、八王子市、東京都中小企業振興公社主催の
「商店街パワーアップ」で、私はランチェスター「地域戦略」の話をしました。

八王子には、竹田陽一の弟子の「うさぎや」の小俣社長がいます
(ランチェスター法則100周年記念セミナー講師。第638号参照)。

小俣さんは毎週金曜日に社長塾を開催中
(都内で毎週開催しているのは小俣さんと私だけ)。

小俣さんの社長塾に参加している整骨院のS氏の話です。

2年ほど前に私のところにも遠くから来られました。
その頃は、経営に悩んでいました。
八王子には、多数の競争相手がいます。

ランチェスター弱者の戦略を学んでいても
自分に落とし込むのは大変でした。

当時の看板を見ると、
「捻挫、打撲、挫傷、肩こり、腰痛」等、
なんでもやりでした。

いわゆる「絞込み」や「差別化」が
全くされていなかったのです。
頭では解っていても、実行に移せないのです。

商品を絞り込むとお客が減り、「売上」が下がってしまうのではないか。
本当に「強み」だけ絞り込むんでお客がついてくるだろうか。
目先の「小さな欲」と「疑いの心」が成長の大きな妨げとなります。

今年の1月20日の勉強会の受講者に、
整骨院のSさんは元気ですかと訊くと、
「Sさんは一つに絞ってからお客さんが来て、
今は忙しくなり、社長塾に参加できないぐらいです」と。

早速、S氏に連絡してみると、
「小俣さんのところで勉強して、
昨年の3月に看板を『足のしびれ』に絞りました。

それからお客がどんどん来るようになりました。
お客の大半が高齢の女性です。

ベタベタ作戦です。
手を触れたり、肩に触れたり、
帰りの靴を履くときに手を差し伸べたり、
ちゃんと見送ることをするように親切に対応しました
(「顧客戦略」)。

するとお客がお客を呼ぶようになって繁盛してきました」
と声がはずんでいました。

部分1位主義と顧客戦略でピンチを乗り切りました。
私もうれしいです。

「『小さな成功で生活を変えない』。
利益が出たら、小俣さんからCDのフルセットを買って、
毎日聴いて、地域一番を目指してください」
と応援。

 

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