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●小さな会社は・・・ ●コロナ第3波 ●見違えるほど人生が変わるコツ

「小さな会社は・・・」

11月21日付日経新聞に「JTB、6500人削減」の記事。
JTBは、店舗の25%の閉鎖やグループ人員6500人の削減など
盛り込んだ事業構造改革を発表。

旅行業界は予約サイトを使った宿泊が増え、
ネット化の立ち遅れで顧客を奪われ、
新型コロナの流行で団体・法人向け需要も蒸発。

業態縮小に迫られた。

固定費カットへ大幅な店舗削減と
人件費の圧縮(早期退職と賞与・月例給を合わせ約3割の削減)。

大企業も生き残りをかけて大ナタをふる。

コロナの影響を受けているのは
大企業ばかりではない。

小さな運送会社は
ようやくコロナ前の8掛けまで回復し、
単月で黒字化。

小さな製造業は
コロナ禍で大口顧客に
直接の面談ができなかった。

リモートでテレビ会議ができるようになったが
条件折衝は難しい。
コロナ前の売上の8割でなんとか収支トントン。

小さな卸売業も
コロナ前の8割~9割の回復。
大手が手を出さない隙間になんとか活路を見出し、
そこを強みにする。

小さな会社を30年経営している社長の話。
若い時はイケイケGO GOの時もあった。

今大事にしていることは会社を潰さないこと。
社員を守ること。

経営を学んで、
身の丈に合った経営をする。
無理に拡大しない。

リーマンショック後は一気に債務超過。
そこで目覚めた。それ以降は黒字経営。

コロナの影響はこれから起きる業界。
来年度は、売上は前年度より下げる固めの計画。

無理に業績を伸ばせることもできるが、
組織を疲弊させクレームを出し、
結局は顧客への信頼が失墜するリスクの方が高い。

上場企業とは違い、成長性や利益率を問われることはない。
そのかわり、自ら戒めていく必要がある。

利益を出し、税金を払い、
自己資本を蓄積していく。
この当たり前のことをしないと
潰れない会社はできない。

利益を出すには、
同業者よりも有利な条件で
粗利益が補給される根拠を作る。

根拠とは顧客から指示される「強み」。
細分化されたところでの一番化。

日刊帝国ニュースでは毎日倒産の記事。

小さな会社の社長は、
経営の研究はもちろん、欲深さを押さえ、
自己中心に陥らないように
倒産事例から謙虚に学ぶ。

これから冬。春になるための準備のとき。

 

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