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●失われた時代からZへ ●小さなビジネス書出版会社 ●すべて因果関係をみていく

「失われた時代からZへ」

10月の日経「私の履歴書」(KDDI小野寺正相談役)は
通信事業の企業間競争、再編について興味深い話だった。

強者NTTに対する戦略。そして時期を読む。
時間の進行につれて自社の立場が強まるのか弱まるのか、
見極めるのが経営者の大きな仕事であると。

また近年、日本の産業競争力が
失われた原因が書かれている。

20世紀に「わが世の春」を謳歌した
日本企業は21世紀に入ると目に見えて失速した。

その大きな原因は、
ソフトウエアの軽視にあるのではないか。

日本の経営者は「モノ作り」は好きだが、
半面、
ソフトウエアやアリゴリズムに対する理解は弱い。

経団連でこの問題を取り上げようとしたが、
周囲の賛同が得られない。

このコメントを読んで思い出した。
昨年10月の日経「私の履歴書」(IIJ鈴木幸一会長)の言葉。

2000年に発足した森喜朗内閣は
「e-Japan戦略」を打ち出し、
ITやネットの振興を政権の基軸に据えるに至った。

当時の日本はITを一つの産業ととらえる視点がなかった。

メガバンクの会長が
「日本のITの遅れは政府の規制や通信料金の高さが原因」
と発言したときに、

鈴木氏が
「日本の遅れは規制や料金以前の問題。
経営者がITやネットについて無知で、
海外企業に比べIT投資が極端に少ないのが悪い」と反論。

日本のデジタル後進国の原因は、
政府や各自治体ではなく、
当時日本を牽引した重厚長大企業、
メガバンクのトップたちが無知だった!?

Z世代の台頭。
1996年~2012年生れ。
デジタルネイティブ。

SNSを通して世界中の情報に普段からアクセス。
国境を越えてさまざまな価値観に触れ、
幼少時から多様性に富んだ考え方を持ち、
社会問題への意識も高い。
SNSを通じて意見交換や発信。

隙間時間でバイトするアプリ
(タイミー社)の社長は22歳の大学生。

ファッションドリーマD
(インスタグラムフォロワー240万人)は24歳。

その上の世代がミレニアル世代(1981年~1995年)。
彼らはデジタルパイオニア世代。

Z世代やミレニアル世代を応援するとともに
彼らから大いに学び、
進化していく。

 

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