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●売れている5本指靴下 ●中小負債10年ぶり高水準 ●分限を守る

「売れている5本指靴下」

10月18日付朝日新聞夕刊に
「5本指靴下もう隠さない」という記事。

5本指靴下がじわりと売れ行きを伸ばしている。
冷え性対策やムレ防止に加え、
ランニングで走りやすいと人気に。

日本靴下工業組合連合会の統計によると
2016年192万足だった生産数は
19年には308万足と1.6倍に。

「靴下屋」を展開する「タビオ」(東証二部)によると、
コロナ禍で他の靴下の需要が低下する中でも、
5本指のスポーツ用ソックスは堅調。

コロナ禍でもランニングなどは
比較的取り組みやすいスポーツであることが影響している。

5本指靴下専業メーカー
「ニッティド」(和歌山県海南市)の井戸端社長は、
「靴下市場全体で5本指靴下のシェアは現在7~8%ぐらいある」と。

同社は1981年設立時から5本指靴下を作っている。
当初は工場の作業用や健康法として着用されていた。

徐々にスポーツやビジネス用にまで広がっていった。
最近は、自宅用としてゆったりしたタイプが人気。

同社は、健康市場を狙い、
得意先とバッティングしない異業種販路の開拓を目指し、
直販会社を設立し、東京都立川に直営店を設立。

またECサイトを立ち上げ、
ヨガやピラティス向けの
「ニッティドプラス」など自社商品を展開。

会社年鑑(帝国データバンク)によると
2018/3期売上972百万円、純利益26百万円、
2019/3期売上990百万円、純利益25百万円、
従業員54名。1人当たり純利益は46万円。

ランチェスター経営調べでは
中小企業の靴下製造業1人当たり純利益は7.2万円であり、
平均の6倍以上稼いでいることになる。

私は普段から5本指靴下を履いている。
今はほぼ毎日ランニングをしているが、
欠かせないのがタビオのランニング用の5本指靴下。

5本指靴下のお陰で指がむれることがなくなり、
各指が地面を噛むように歩いたり走ったりしている。
指が力強くなったように思われる。

5本指靴下専業メーカーがあることは知らなかった。
調べていくと、やはりニッチ市場。

今までは卸売りが主力、
将来を見据えてエンドユーザー向けの直販を開始している。

独自性と直販。
ここに利益の源泉がある。

 

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