「地域NO.1」
11月10日~14日日経新聞夕刊の「人間発見」は
ラッキーピエログループの王一郎会長。
テーマは
「地域NO.1で全国にあらがう」。
函館市とその周辺(道南)で
17店舗を展開するハンバーガー店。
これまで札幌や東京などから
数え切れないほど出店の依頼を受けた。
すべてお断りしてきた。
全国の多くの同業者が背伸びして
ダメになっていく姿を見てきた。
全国チェーンではなく、
地域ナンバーワンを目指した。
ブランド構築の一番手っ取り早い方法は、
地域を限定した一番商品を作ること。
理論を勉強してきたので
ブレることはなかった。
地域で一番を続けることは
大変なエネルギーが必要。
原価率50%超という外食では
あり得ないメニューが多く、
通常のビジネスモデルにならないやり方。
原価率が高くても
経費を抑えられる。
本部は驚くほど小さく、
余計な経費は徹底して削り、
たくさんの人に来店してもらい
感動を提供することでビジネスが成り立っている。
皆さんが聞きたがるのは
「どうやったら全国チェーンに対抗できるのか」。
それには
地域一番店になることと答えている。
月刊誌「致知」の2017年2月号に
王会長のインタビューがある。
ランチェスター戦略の考え方で、
中小企業が大企業に勝つためには、
自分が競争しやすい場所、
全国チェーンが進出しそうもない
場所に出店するのが重要。
あれこれやらずに
一つのことに集中する。
私たちもハンバーガー一点に情熱を傾け、
無競争地帯の地区に出店して、
その地域で一番になる。
そこから
だんだん広げていこうと考えた。
食べ物は「美味しい」が基本。
それから二番目は「安心・安全」であること。
三番目が「食べやすい」こと。
そして四番目が「びっくりさせる」こと。
ナショナルチェーンに制覇されるのではなく、
地方チェーンが頑張って、
そこにしか出せない味を作り出すところで
豊かさが生まれる。
小さい会社は
それ自体で競争条件が不利。
生きていくためには
地域限定、商品限定、客層限定などで
一番を目指すことが必要。
理論上納得して
ブレずにやり抜くこと。
多くの社長が途中で挫折し、
いろいろな事に手を出す。