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「会社は潰れるようにできているのか」

帝国データバンクによると、
新型コロナウイルス関連倒産は、
8月30日現在全国で1952件確認され、
近く2000件に達するとのこと。

都道府県では東京都が438件で最多、
業種別では居酒屋を中心とする飲食店が最も多い。

倒産ではないが、
私の地元に近い葛飾柴又の料亭が閉店した。

日経ビジネスの
「敗軍の将は兵を語る」に社長が寄稿。

当店は川魚を出す料亭、
1790(寛政2)年現在の江戸川のほとりに店を構えた。

店はここ数年売上は落ちていた。
そこにコロナが来た。
前年同月比売上が2割まで落ちた。

何とか売上を伸ばせないか
通販など検討したが動けなかった。

閉店はコロナ禍に負けたわけではなく、
私(社長)自身に危機に対する備えが足りなかった。
困ったときに使える余分なキャッシュが少なかった。

事前に対策を打っていなかった。
典型的なダメ経営者。

閉店に当たっては葛藤はあったが
最適な選択をできたと思っている。

社長塾に参加されている飲食店社長の話、
「日本料理店の女将から相談を受けた。
コロナ前ランチは行列するぐらい繁盛し、
夜も予約で埋まっていた。

コロナ禍では、
昼は何とかしのいでいるが夜はさっぱり。

デリバリーをやったり、
SNSに情報を発信するようアドバイスしたが、
スマホをはじめITを使うことができない。

WEBコンサルタントを紹介したが、
対応しないだろう。

コロナがなければ、
今までのやり方でよかった。

しかしコロナ禍で取り巻く環境が激変した。
高齢であるがゆえに時代に対応できていない。
残念だ」。

商品や事業にはライフサイクルがある。
人の一生に譬えられる。
人の誕生、幼児期、青年期、成人期、老年期、死亡。

商品や事業の場合、
導入期、成長気、成熟期、飽和期、衰退期。

リーマンショックや今回のコロナ禍などの
突然の環境変化によって、
今まで成長期だったのが、
急に衰退期に突入する商品や事業もある。

事業が継続できるのは何なんだろう。
危機に対する備えや準備。
企業でいえば内部留保もその一つ。

そして何と言っても
変化に対応できる柔軟性と精神的な若さ。

「脳の老化」が一番怖い。

 

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