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●今日の愚人も明日は智者 ●戦略と戦術の違い ●結果をよく認識して奮い立たせる

「今日の愚人も明日は智者」

福沢諭吉の「学問のすすめ」の中に、

「貧富・強弱の有様は天然の約束にあらず、
人の勉と不勉とによりて移り変わるべきものにて、

今日の愚人も明日は智者となるべく、
昔年の富強も今世の貧弱となるべし。

わが日本国人も今より学問に志し気力を慥(たし)かにして、
まず一身の独立を謀り、

したがって一国の富強を致すことあらば、
なんぞ西洋人の力を恐るるに足らん」。

学び続けることの大切さ。
学ばなければ、淘汰されていく。

日経新聞11月13日付、
「Nextストリー/イナカのチカラ」より。

中川政七商店(工芸品の製造小売り)の中川氏は
衰退する工芸を救うべく、
生産者の経営コンサルも手掛ける。

「(生産者は)経営が下手なのではなく
(そもそも)経営がない」と手厳しい。

「地方でビジネスをする不利はない。要はやりよう。
中計(中期経営計画)をつくって毎年見直すなど、
(業績の良い会社が行っている)当たり前の経営をやれば
(業績は)よくなる」。

生産者は技術者であって経営者ではなかった。
経営者になることによって業績は良くなる。

経営用語でいうと、戦略と戦術の違い。
戦略は将軍の術、経営では社長の経営術。
戦術は兵士の術、従業員の仕事術。

生産者は戦術を行っていた。
技術のレベルは高い。
それが経営だと思っていた。

環境が変化すると、
戦術だけでは対応できない。
業績は悪化する。

経営を学ぶことで、
戦略つまり社長の経営術を知る。

試行錯誤(計画の立案と実行)することで
自社の生きる道が見えてくる。

飲食業と食品物販を経営をしている会社。
業態が違う。
経営システムも違う。

店舗立地に対する考え方も違う。
本来小さな会社は2業態をやるべきではない。

コロナ禍でお互いの業態の中で、
特性を見出してきた。

一つの業態では常識だったことが
他では非常識だったこと。

お互いの常識に囚われずに
新しいことをチャレンジしてみた。
顧客から予想外の反響があった。

異業種、異業態から学ぶ。
常識に囚われない。

新しいことを試みるのは勇気がいる。
上手くいかないと外野から批判が出る。

それにも耐えて、前に進んでいく。
小さな失敗をしないと大きな成功は掴めないのだから。

 

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