「五輪も夢じゃない」
4月29日付朝日新聞、
「五輪も夢じゃない 押せ女子相撲」という記事。
「大相撲」と「相撲」は似て非なるもの。
力士ではなく、アマチュアの選手が戦う相撲は、
五輪競技化を目指す動きがある。
課題は国内競技人口の男女格差だったが、
近年女子相撲が熱を帯びてきている。
昨年の全日本女子選手権の出場者は計312人。
10年前の1.5倍。
国内競技人口は
この10年で2倍近い3千人ほどに増えた。
2028年ロサンゼルス五輪では、
野球・ソフトボール、クリケット、
フラッグフットボール、ラクロス、スカッシュの
5競技が追加採用されることが決まっている。
夏季五輪の場合、
男子は4大陸75カ国以上、
女子は3大陸40カ国以上で実施されていることが条件。
国際相撲連盟には
現在90近い国が加盟しており、
「男女とも満たしている」と関係者は言う。
各国のスポーツクラブでは
どこも相撲を取り入れている。
相撲は試合時間が短く、
勝敗がわかりやすい。
ルールが簡単で、
他競技経験者が入ってきやすい。
欧米ではスポンサーがつく賞金大会がある。
国際大会の代表に選ばれたら給料がもらえる国もある。
相撲は
世界的スポーツになる要素を備えている。
ただ、日本は
競技として進歩が遅れている。
競技のとらえ方が違う。
海外は相撲をスポーツととらえている。
だから男女平等に広がっている。
日本では伝統文化として大相撲のイメージが強く、
女子が入りにくい。
神前で勝負を決する大相撲と
ルールの下で行われる相撲を
日本は区別できないでいる。
相撲は過去に五輪に立候補したことがない。
「最短で2036年大会をめざす」と
目標を掲げる人がいる。
元横綱白鵬氏。
日本相撲協会を退職、アマチュア界に転身。
日本や複数の大陸で国際大会
「世界相撲グランドスラム」を行う会社を立ち上げた。
白鵬氏曰く、
「女子の大会や国際大会がなければ五輪も見えてこない。
一つひとつ成長させていきたい」。
少子化、人口減、市場縮小など
中小企業を取り巻く環境とも相通じる。
海外に目を向ける。
外国人材を育てる。
視点を変えると広がりは無限大。