町コン「セミナー」「講義」開催スケジュール

●事業相続の戦略 ●銀座校塾長・曲渕税理士イタリア視察 ●店舗の管理形態その3

「事業相続の戦略」

ある事業承継対策セミナーの講師として招かれました。

事業承継の手順は
①事業承継を構成する大事な要因を明確にする。
②その大事な要因のウエイト付をする。
③その要因の解決策を立てる。
④解決策を文章にし、形あるものにする。
⑤解決策を実行に移す。

それでは、大事な要因とは、
①株式・土地・お金などの財産類の承継。
②社長の地位・役職の承継。
③事業活動において成功・失敗から得た戦略知識。
 リーダーシップなどの知識を体系的にまとめたものの承継。
④人脈の承継。

大きく分類すると①と(②+③+④)。
①は財産。
(②+③+④)は経営の知識・技術・実行力。

大事な要因のウエイト付は、
①:(②+③+④)=30:70。

「子供に魚を与えるな。魚の釣り方を教えよ」という格言があります。
魚(財産)を与えることは「その場しのぎ」。
魚の釣り方(知識)を教えると「一生食べていける」。

しかし、
多くの「事業承継対策セミナー」の90%は財産の承継。

なぜか。

財産は目に見える。財産には相続税が課税される。

経営知識や技術は目に見えない。税金は1円もかからない。

見える財産に注力しがち。

後継者に伝えているものとして、
日本では近江商人。家訓を残しています。

世界では、ユダヤ人。
彼らは国を追われたことから、財産は奪われたり、失ったりするが、
知識は(頭の中にあるので)奪われることはない。
知識は豊かにさせ、幸せを運んでくる。

ユダヤ人は日曜日を考える日にしている。
1週間のはじまりは日曜日から。
考えるとは、じっくり学習し、熟考し、計画すること。
月曜日から実行する。

日曜日に6時間考えるとしたら、
10年では3,000時間になる(6時間×50週×10年)。
(ランチェスター戦略教材「成功する事業相続の戦略」CD参照)

(ちなみに「五十嵐レポート」は4時間×50週×15年=3,000時間。
「町コン経営塾」は2時間×約600回=1,200時間)

息子が今年から某企業の社会人。
週1回ランチェスター戦略教材DVDを3時間観て
感想文や明日から会社できることを書いてもらいます。
考える日の習慣化です。実験です。

 

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