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●一難去ってまた一難 ●たばこ税収 ●質素倹約の努力

「一難去ってまた一難」

世界的にワクチン接種が進み
コロナウイルスが沈静化しつつある。
経済が徐々に正常化に戻りつつある。

需要が回復したが、
供給が追い付かなくなる。

今は資源や資材等が値上がりしている。
いわゆるコストプッシュインフレ。

一難去ってまた一難。
経営を再度見直す必要がある。

ガソリン代が上がった運送会社は、
地域戦略を徹底し、
重点地域と最大範囲を狭め、ロスを極力避ける。

またドライバーには
省エネ運転を維持向上活動を進めている。

小さなことの積み重ね。

緊急事態宣言解除から2週間経つが
飲食店やサービス業の客足が鈍いと
メディアは伝えている。

本当だろうか。

競争が働いているため、
繁盛している店とそうでない店に分かれているだけ。

緊急事態宣言下ではどこも制限があるため、
同じように見えていた。

解除開けは、正常になりつつあるため、
競争原理が働いている。

連日満員で入れない店もある。
コロナ禍における日々の積み重ねが結果として出てくる。

経営を学んでいる飲食店経営者は、
特定の地域に密集して店舗を出店する。

経営を学んでいない経営者は
密集して出店すると
既存店と食い合ってしまうと思ってしまう。

ゆえに2店舗目は離れたところに出す。
近隣に出店するのと
離れた所に出店するのと何が違うのか。

近隣だと人の管理、店の管理がしやすい。
近隣に店があると人のシフトができる。
店の管理も移動時間がかからない。

1店舗が満員で入れなくても
近隣のお店に行ってもらえる。
売上のロスがない。

離れていると人の管理、店の管理がしづらい。
移動距離、時間は見えないコスト。

近隣に密集して出店すると
損益分岐点を下げることが可能で、
不況のような環境が悪化した時でも利益を生み出せる。

経営を学んで半年の後継者は、
顧客の所在を地図に落とし込んでみた。

最初、その地図を見てもよくわかなかった。
今は、道路や施設などで
顧客の分布が変わってくることが見えてきた。

これから打つべき手がはっきりしてきた。

小さな会社は経営における法則を学ぶと
どんな時でも対応できる。
無知はやはり怖い。

 

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