「リーダーシップとは・・・」

日本時間4月17日午前、日米首脳共同声明が発表。
その中に「新たなパートナーシップは、
驚くべき地政学的変化の時代において、科学、イノベーション、
技術及び保健に関する日米両国のリーダーシップを活用する」とあった。

日経「私の履歴書」（東京エレクトロン東哲郎元社長）では、
「４つの基本方針。まず顧客第一主義。
もみ手ですり寄るのでなく、顧客の望み、真意をきっちりつかんで対応する。

次に技術で世界的なリーダーシップをとること。
一流だと顧客に認められる技術集団でなければならない。

3点目に若い活力に満ちた企業家精神を全社員がもつこと。
独創性なくして競争には勝てない。
最後に盤石な財務基盤。
せっかくの理想も利益がなければ実現できない」。

リーダーシップという言葉が多く出るが、
具体的にどういう意味で使うのだろうか？
企業経営に特定するとどうなのか？

アマゾンのベゾス氏の
14ヵ条のリーダーシップ原則がある。

１．顧客起点　２．長期的視点　３．革新とシンプルさ
４．正しい判断、多様な考え方の尊重　５．学習と好奇心
６．優れた人材の採用、育成　７．高い水準の追求
８．大胆な方針と方向性９．スピードとリスクの受容
10．倹約の精神　11．相手に対する敬意12．細部への配慮
13．妥協やなれ合いの排除　14．困難への挑戦

いろいろ調べると、
リーダーシップの構成要因は大きく３つ。

１．リーダーの願望、意欲、向上心。
２．人間関係を良くする人間学。
３．経営に欠かせない経営戦略学。

ベゾス氏の14か条を分けてみると、

「願望、意欲、向上心」
５．学習と好奇心　７．高い水準の追求
10．倹約の精神　14．困難への挑戦

「人間学」
11．相手に対する敬意　12．細部への配慮　13．妥協やなれ合いの排除

「経営戦略学」
１．顧客起点　２．長期的視点　３．革新とシンプルさ
４．正しい判断、多様な考え方の尊重　６．優れた人材の採用、育成
８．大胆な方針と方向性　９．スピードとリスクの受容

これは一例。
戦略も人によって違うが、
リーダーシップも人によって違う。