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●ランチェスター戦略は合わない!?●アリババ首位陥落●心を清らかにする方法

「ランチェスター戦略は合わない!?」

あるコンサルタントからランチェスター戦略は、
自制したり、忍耐力を必要とするため、
事業意欲旺盛な社長には不向きではないか、
だからあまり世の中に知られていなのではないかと指摘された。

そういう意見もあるのか。

2500年前の中国の孔子は、
「学びて思わざれば則ち罔し、
思いて学ばざれば即ちあやうし」と言った。

学んでもしっかり考えなければ、人は迷う。
自分の思いだけで学ばなければ非常に危険である。

事業意欲の旺盛で歴史や経営戦略を学んでいない社長と
事業意欲は旺盛で歴史や経営戦略を学んでいる社長では、
打つ手が違う。

営業地域を広げすぎると
営業力が分散し、
収益力が低下する。

地元で特に1位でない会社が
地方から東京に進出すると
経費が増大し赤字になることが多々ある。

東京で一旗揚げたくなる。

事業意欲は旺盛なのだが、
経営戦略を学んでいない。
また過去の歴史を学んでいない。(自分は別だと思っている)

東京に進出すると、
1.家賃をはじめ経費が割高につく。
2.出張経費が多くなる。
3.強い競争相手が多数いるので強い圧迫を受ける。
4.人の管理がしずらい。
5.好み嗜好が違う。客層が違う。

これらが原因で赤字が大きくなり倒産する会社もある。

ある地方の酒造会社は、
地元でシェアを6割押さえているが、
長年東京に販売促進活動をしていた。

年間1000万円以上の赤字。
それを10数年続いた。
地元で稼いだ利益を東京で減らし続けていた。

ようやく止めた。
やはり事業意欲旺盛な社長だった。

痛い目に会って、
自社はどこで勝つのか、
どこが勝ちやすいのか、
自社の存在意義はどこにあるのか、見えてきた。

いまでこそ家具では日本一のニトリだが、
1990年代中頃まで北海道No.1家具店だった。

すぐに東京首都圏に進出したのではなく、
東北から入り、関東と南下していき、
やがて関西、そして全国展開していった。

事業意欲旺盛は大事。
これがなければ、
世の中を変えることはできない。

人が長年営んできた軌跡を学び、
原理原則を会得しながら、
事業を拡大していけば、
大きな失敗は少ないはず。

ランチェスター戦略は生きる。

 

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