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●メード・イン・ジャパン  失った30年 学習と思索

「メード・イン・ジャパン」

6月2日付日経新聞、
「Leader’s Voice」は

メーカーズシャツ鎌倉の貞末奈名子社長。
「海外で稼ぎ、製造現場に還元」。

国内で縫製工場の閉鎖が続き、
衣料品の生産も減っている。

繊維業界の先行きが懸念される中、
メーカーズシャツ鎌倉の貞末社長は、
「海外で稼ぎ、製造業現場に
対価をしっかり払っていくことが重要だ」と話す。

仕事着のカジュアル化が進み、
ワイシャツ市場は縮小傾向にある。

セレクトショップはワイシャツの取り扱いを減らし、
カジュアル化を進めている。

そのためワイシャツを買うお店が少なくなって
メーカーズシャツ鎌倉が受け皿になっている部分もある。

ネクタイを扱う店舗は少なくなったが、
同社のネクタイの売上は落ちていない。

競合との差別化はどうしているか。

値段とモノ作りへのこだわり。
同社は素材から開発し、
縫製も細部までこだわりがある。

大量生産のブランドに比べて
圧倒的にコストパフォーマンスが高い。

海外で利益を出し、
(日本の)製造現場に還元する。

縫製工場を金銭面でも
働き甲斐のある職場にしていく必要がある。

アパレル産業は日本では斜陽産業と言われがちだが、
やり方次第では儲けられる。

業界でも最高水準と言われるような
給料や働きやすい環境を作っていく。

そうすれば若い人が
業界に入ってきてくれるはず。

15年前、ベトナム視察ツアーを数回行った。
そこで見たのは、日系企業の涙ぐましい努力だった。

日本へ品質は良くし、価格も安く提供するために
中国からベトナムへ移行する時期(チャイナ・プラスワン)だった。

しかし、違和感もあった。
メード・イン・ジャパンはどうなるのか。
空洞化がはじまった。

現在、
日本の人手不足・人材不足は
空洞化の影響も多分にある。

2016年に墨田区の縫製会社の社長たち有志と
メード・イン・イタリアの企業を視察した。

そこには情熱と手作りのこだわりがあった。
中国・アジアに負けない。

では、メード・イン・ジャパンとは何か。
そこで働く人たちが豊かであること。

付加価値の高い商品・サービスの提供。
観光もメード・イン・ジャパン。

 

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