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●ファブレス企業 ●世界経済というカジノ ●言葉と行動

「ファブレス企業」

12月11日付朝日新聞、
「けいざい+ 家電新時代」という記事。

房総半島の南東にある
千葉県いすみ市の廃校になった小学校が本社、

パソコンなどのモニターを
手掛ける新興企業ジャパンネクスト。

代表はベッカー・サムエル氏。
ゲームやアニメを通して
日本が好きになりフランスから来日。

2016年に「ジャパンネクスト」のブランドで
モニター販売を始める。
この5年間で売上高は10倍に。

成長を支えているのが
「ファブレス」という経営形態。

自社は企画や設計、開発に専念。
生産は外部の企業に委託する。

同社のモニター生産を担うのは中国の工場。
同社の生命線は「スピード」。

新たな液晶パネルが世に出たら、
競合より早く製品化できるか否かが経営を左右すると。

生活家電を手掛けるシロカ(千代田区)も
中国の工場で製造を委託するファブレス企業。

100人満たない社員で
炊飯器やトースト、扇風機など
幅広い生活家電を手掛ける。

重視するのは消費者のニーズの先取り。
消費者からの窓口は外部委託せず、
寄せられた声に目を通し
開発や品質保証の担当は1週間以内に対策を考える。

代表的なファブレス家電である
バルミューダは苦境に陥っている。

近年ヒット作を生み出していない。
過去3年はギリギリ黒字や大幅な赤字。

ファブレス企業の明暗はヒット商品の有無。
ユーザーに評価されるアイデア。

昔は東芝、日立、三菱、松下、ソニー、シャープ
といった大企業がひしめいていた。

その企業たちが中国へ工場を建てたり、
協力工場を育成していった。

現在は家電のモノ作りは中国に移った。
その結果日本ではアイリスオーヤマをはじめ
ファブレス化が容易になった。

設備を必要としないで家電メーカーになれる。
小さな会社でも立ち上げることは可能になった。

キーワードは「スピード」「顧客視点」。
(ただ影の主役は中国の工場)

 

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