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●ノーベル賞吉野氏のことば ●日の丸液晶 ●考えない人は頭がいい

「ノーベル賞吉野氏のことば」

日経ビジネスに
ノーベル賞の吉野彰氏のインタビューがあった。

「リチウムイオン電池は、
2017年に車載向けがモバイルIT向けを抜いた。

2025年には車載向け用途が
モバイルIT向けの5倍程度まで拡大する。

第3次産業革命がIT革命(スマートフォン)。
第4次産業革命がAI(人工知能)、IOTそして
『CASE』(つながる、自動運転、シェアリング、電動化)。

2025年以降はAIEV
(人工知能が運転する無人自動運転の電気自動車)が
マイカーにとって代わる。

新車市場はものすごくシュリンクする。
自動車メーカーは今のままでは生き残れない。
組立を手掛ける単なる下請けになる。

トヨタ自動車の豊田社長はわかっている。
だから危機感を前面に出している。

赤字になる前に業態転換すればいい。
ハードではなくソフト。
製造業だと思っていたらダメでしょう」。

ライフサイクルがあるように、
時が経つと売れなくなる商品・サービスが出てくる。
特定の商品や業界に固執すると企業は衰退する。
やがて亡くなる。

低金利、キャッシュレス化、
デジタルマネーの動きなどより、
金融機関の存在意義が問われている。

特に地銀。
金融機関の淘汰は避けられない。

その代わり
クラウドファンディング等フィンテック企業が
台頭してくる。

ドラッカーは、
未来を知るための方法は2つあると言っている。

1つは、「すでに起こった未来を見る」。
すでに起こったことを観察すれば、
その先にある変化(未来)も自ずと見えてくる。

2つ目は、「自分で未来をつくる」。
たとえ小さなものでは事業を興せば、
財・サービスと雇用を生み出す。

日本の漁獲量が年々減少している。
魚類の飲食業を営んでいる者が豊洲市場で仕入れているが、
価格が上昇傾向。

さらに海外の和食ブームが火をつけて、
海外市場に魚が取られている。
世界との争奪戦がはじまった。

魚が満足に扱えない時代が来るかもしれない。
養殖技術が脚光を浴びている。

時代は辺境から変わる、と。
ビジネスにとって「辺境」とは。

目を凝らして観察してみよう。

 

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