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●テキストどおり ●高校サッカー監督、Jリーグ監督へ ●過失を赦す時

「テキストどおり」

経営のテキストには次のように書いている。

経営をするには、
まず最初にどの商品もしくは
有料のサービスを中心に据えるかを決める。

次に、どの地域で、誰に対して、
どのように販売するかを決める。

最後に従業員を何人採用して、
各々の仕事に対して人をどう配分するか決め、

資金をどこから調達して
どこに資金を配分するかを決める。

これらを経営システムと呼ぶ。
経営システムが正しければ、
最終利益は黒字になる。

赤字の場合、
経営システムのどこかが
間違っているということになる。

ずっと赤字会社だったのが、
今年黒字化になった会社がある。

その経営者に聞いてみた。
経営システムを変えていった。

まず、自社の強みの商品を見つけ出し、
その商品を重点にした。
弱い商品は切り捨てた。

次に自社の営業範囲を狭くし、
遠隔地の営業を止めた。
誰がお客か客層を絞った。

つまりやらないことを決め、
重点を明確にし、
そこに経営資源を集中した。

すると余計な作業をしなくなった。
無駄な時間がなくなり、無駄な経費がなくなり、
重点により顧客数が増え、売上が上がった。

結果、
赤字から黒字になった。

経営者曰く、
「テキスト通りに素直にやったら、黒字になった。
本当にテキスト通り」。

更に、テキストは言う。

社長のリーダーシップ力が高ければ、
従業員は積極的に自発的に仕事をするので
業績は良くなる。

もし社長のリーダーシップ力が低ければ、
従業員は消極的に仕事をするので、
業績は良くならない。

経営の最後の仕上げが
社長のリーダーシップになる。

ある赤字の事業部の話を聞くと、
上司と部下の人間関係が良くない。

部下は上司に対し不満があるが、
上司も同じように不満がある。

両者の意見を聞いてみると
お互いの認識不足もあり、
大きく誤解が生じていた。

仕事の役割分担を明確にし
お互い理解し合い、
適材適所に人を再配分したところ、
上手くかみ合いだし、赤字を脱却していった。

リーダーシップの大事な項目の1つは
人間関係能力。

リーダーシップというと
人を強く引っ張っていくということがイメージされるが、

人の話を聞く力、
人間関係を良好に維持していく、
人の力の引き出すことが重要。

「陽」と「陰」で言えば、
「陰」の力を研いていく。

 

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