町コン「セミナー」「講義」開催スケジュール

●やらないことを決める ●小さいことはいいことだ ●あなたは布施で生きている

「やらないことを決める」
 
経営の実行の手順は、
「目的・目標」⇒「戦略」⇒「仕組み作り」⇒「戦術」となる。
 
「目的・目標」の定め方が間違うと、
間違ったことを社員と共に一生懸命やるので、
業績は悪くなる一方である。
 
星野リゾートの星野社長が言っていた。
「やるべきことがたくさんある。
その中で何をやらないかを決めるのが戦略。
 
やっているときにうまく行かないことがある。
戦略が間違っているのか、
もう少し時間をかければ効果が出るのか。
 
直感でやっていると自分を疑う。
不安になる。
 
(原理・原則の)教科書に基づいていると
信じることができ、徹底的に同じようにやってみる。
 
やっていることに我慢することができる。
やがて効果が出てくる。忍耐力がつく」。
 
2月2日付、日経新聞に「ソニー、最高益」という記事。
日本企業に下方修正懸念が広がる中、
ソニーの業績拡大が安定している。
 
規模を追わず収益性重視の方針を徹底した。
高付加価値路線に特化し
台数に左右されない収益体質になった。
 
かつては規模拡大を追って戦線を広げ、
韓国サムスン電子らとの争いに敗れた。
 
音や画質などソニーの強みを
生かせる分野に絞って資源を投入。
 
「万人に認められる必要はない」と割り切り、
高価格帯に集中した。
(規模を追わず、万人受けをやめた) 
 
一般に弱いものを強くすると、
全体が強くなり業績が良くなると思われている。
 
しかし強い競争相手がいる中で
弱い経営力で弱いものを強くしようとすると、
これまで健闘していたものが弱くなり、
どれも負け組になってしまい、
最終的に赤字になってしまう。
 
経営の目的は、
解りやすく言うと、強いもの作り、1位作り。
 
負けているものをいくつ作っても意味がない
(会社の存続ができない)。
 
経営の目的を利益の追求にすると
間違いが起こる。
 
欲や嫉妬心で目先の売上、目先の利益を追い求め、
目標を見誤ることが多く、
その結果赤字転落というケースを何度も見た。
 
社長は、
原理原則に則った戦略の研究と決断力の2つが大事になる。
 

 

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