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●きっかけ ●ホウレンソウファミリー ●教育

「きっかけ」

5月10日付日経新聞、
「痛くない耳飾り おしゃれに」という記事。

手軽に耳のおしゃれを楽しみたいとの思いから
「耳に着けないイヤリング」を生み出した。

中学3年の水野舞さんは小学生の時、
飾りを付けたヘアピンで耳の近くを彩る
アクセサリー「マイヤリング」を考案し、
特許を取得、起業。

「ピアスは耳に穴を開ける。
イヤリングは耳が痛くなる。
別のアクセサリーがないかな」。

母のピアスを見た幼稚園時の思いがきっかけだった。

5月12日付日経新聞夕刊、
「靴下、片手で履きやすく」という記事。

創業から70年が経とうとする靴下メーカー「マリモ」
(名古屋市)の3代目社長が、
誰でも簡単に片手ではける靴下を開発販売している。

5年ほど前、創業者の祖父が
靴下を一人ではけず「なさけない」
とこぼす姿が胸に迫った。

きっかけは祖父の弱音だった。

3代目は、高齢者や障碍者、妊婦など
すべての人が楽にはける靴下を作ろうと決意。

大事にしたのは当事者の声。
福祉用具事業者に意見を求めた。
障害を抱えた子を持つ保護者に試作品を持ち込み、
アンケートに協力してもらった。

2023年10月販売開始、商品は好評。

5月8日付日経新聞、
「お遍路 訪日客対応手探り」という記事。

増田広信さんは定年退職後、暇つぶしに、
徳島県吉野川市の第11番札所近くにある親族所有の荒地を整備し、
休憩所や宿泊施設を併設した「へんろの里」を開設。

「千人に話を聞けば、お遍路の傾向や課題が分かる」
と利用客から居住地や予約方法などのデータをこつこつ収集。

インバウンドの増加もあり、
昨年ごろから客の7割は外国人が占めるようになった。

しかし、宿泊施設などの経営者の多くは高齢で
外国人が良く使う予約サイトに登録していない。
突然の英語の電話に対応できない。

増田さんはタイ駐在時に習得して英語を駆使。
現地の人と訪日客との橋渡しが必要と感じた。

「へんろの里」を地域の観光拠点になるような場所にする。
クラウドファンディングで400万円が集まり、案内所も整備。
キャンプ地や売店を作り、楽しめるような施設にする。

「きっかけ」が起点で新たな展開が生まれる。
「ギャップ(隙間、間隔、格差)」に
ビジネスのヒントやイノベーションが隠されている。

 

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