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●お客は納期を気にしている ●教員離れ ●陰を生み出す

「お客は納期を気にしている」

ある経営者の話。
数年前、自家用車としてレクサスを購入した。
当時でも納車まで半年はかかった。

「販売店で注文」
⇒「メーカーで生産・工場出荷」
⇒「販売店に輸送」
⇒「販売店でのオプション装着・点検・納車準備」
⇒「納車」という段階を踏む。

トヨタの販売員は顧客に、
納車までの間、毎月定期的に
電話や訪問で逐一進捗状況を報告していた。

経営者はその時、
トヨタのスタッフの素晴らしさに感心を示した。

現在、コロナや戦争の影響で、
世界のサプライチェーンが分断され、
あらゆる物が納期遅れや価格高騰の影響を受けていた。

経営者の業界でも例外ではない。

経営者はある時、
ランチェスターの日めくりカレンダーを眺めていた。

25日に
「注文をしたお客は納期を気にしている。
注文が入ったら、お礼と納期を伝えよ。
こうするとお客は安心して次の仕事にかかれる。
しかし実行している会社は3%しかない」と書かれていた。

経営者は頭の中でつながった。
「レクサス」
×「サプライチェーン分断による納期遅れ」
×「日めくりカレンダー」
=「価格競争に巻き込まれない差別化」。

トヨタは
顧客に対するフォローアップは
システム化されている。

これを自社に応用できないか。

注文を受けて3か月後に納品が可能な物に対して、
逐一フォローアップができないか。

同業者でこんなことやっているところはない。
現在のようなサプライチェーンが分断されている今こそ、
納期までの経過報告は大事なはず。

「お客は納期を気にしている」。
ここに注力する。

ここに価格以外の価値が見出せるのでは。

そういえば、
ヤマト運輸やアマゾンは
自分の注文した商品が今どのあたりになるか
分かるようになっている。

すべては「納期」に注視している。

注文から納期まで。
顧客に報告連絡している会社は全体の3%しかないという。
大半の会社は行っていない。

違いを出せる時である。

 

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