町コン「セミナー」「講義」開催スケジュール

●「一陽来復」(いちようらいふく) ●多様性と同質性 ●易の三義

「一陽来復」(いちようらいふく)

冬至(今年は12月22日)は
1年間で太陽の位置が最も低くなる日であり、
1年間で日中が最も短くなり、

冬至を境に太陽が生まれ変わり、
陽気が増え始めるとされている。

古代中国の周王朝では
冬至を1年の始まりとしていた。

「一陽来復」(いちようらいふく)とは、
冬至を意味し、新年の到来、

悪い事が続いた後で幸運に向かう事、
陰気が極まった後に冬至を境に陽気に向かう事を意味した。

中国古典に「易経」がある。
その中に冬至占い(コイン占い)を教えてもらった。

冬至に10円玉5つと100円玉1つで占う。
(当たるも八卦当たらぬも八卦)

経営者A氏は「地天泰(ちてんたい)」
(天地和合の物語)。

陰と陽の交流が盛んになることで、
全体が活性化して新たなエネルギーをどんどん生み出す。

冬の時代に勢力を奮った陰の小人が去って、
新しい時代をつくる陽の大人が集まる。

A氏は
最近経営に対する考えの違うスタッフと話し合った結果、
そのスタッフは会社を去った。

その後、
考え方に共感した人を採用した。

経営者B氏は「水天需(すいてんじゅ)」
(時を待つ物語)。

世の中には物事がうまく行かないことがある。
そのような時に焦って無理やり進もうとせず、
待つことが大切。

前に進むことを前提に
その時が来るまで英気を養う。

B氏は、ダントツの1位作りを目指し、
「安全、品質、対応力」に対し
時間をかけて商品サービス力を強化。

徐々に成果が出てきている。

経営者C氏は「山水蒙(さんすいもう)」
(教えと学びの物語)。

教育の目的は
相手の眠っている能力を引き出し、
個性を育むこと。

物事を知らない無知な者に
包み込むようにして受け入れる。

導く者と導かれる者の
信頼関係が教育を成り立たせる。

C氏は数年前から
社内スタッフにDVDを活用して
社内研修をはじめた。

来年から新人が入社。
教育カリキュラムを作成して対応する。

易経は当たる、当たらないではなく、
経営者はいろいろな境遇に出くわす。
その時々の心づもりとして参考にすると良い。

この2年、コロナ禍にあって、
激変してきた。

易経は言う、
世の中は絶えず変化する、
その変化には法則性がある、
その法則性を掴むと

実はシンプルに生きやすくなると。

 

お問い合わせ

お電話でのお問い合せ 03-3659-7703 
営業時間: 定休日: